先日の延べ竿でのウキ釣りは本命メバル狙いで行ったものの、ミニガシラ祭りに終わってしまいました。
しかし季節的にはそろそろ本格的にメバルシーズンの到来です。
これから延べ竿でメバル釣りに出かけることが多くなると思いますが、今回は自分の覚え書きの意味も込めて延べ竿ウキ釣り用のメバル仕掛けの作り方を書いてみたいと思います。
パクリ疑惑?
なんて、偉そうに「メバル仕掛けの作り方」なんて言ってますが、実はこれからご紹介するのは地元姫路のメバル神と崇められるヒロさんのブログ「ヒロログ」のある記事に書かれていることとほぼ同じ内容です。
というか、まんま丸パクリです。
若干自分用にアレンジはしていますが、基本的にすべて丸パクリです。(笑)
なおそのヒロログの記事はこちらです。↓
注:Yahoo!ブログのサービスが終了したためリンクが切れています。
一応念のためヒロさんご本人にお断りを入れ、本記事掲載についてはご承諾頂いておりますので、早速仕掛けの作り方の紹介に行ってみたいと思います。
カラーボードで仕掛け巻きを作る
まず最初に、今回作るメバル仕掛けを巻いておくための仕掛け巻きから作っていきます。
使う材料はダイソーに売っているカラーボードです。
色付きのものと真っ白のものとがありますが、私は色付きのやつを買いました。
色付きのやつは裏表で違う色になっています。
5mm厚の板が3枚入ってますが、1枚は青/赤、もう1枚は青/黄、さらにもう1枚は赤/黄の組み合わせです。
今回の例では赤/黄の組み合わせの板を使いました。
なお、どの色のカラーボードを使っても、ジオンのモビルスーツのような色による性能の違いはありませんのでご安心下さい。(笑)
製品の表記によると、板の縦横のサイズは約450mm × 300mm × 厚さ5mmとなっています。
約とのことなので正確に測ってみると長手方向は449mmで、
短辺はほぼ300mmでした。
ごくわずかに300mmに足りないかな?という程度です。
さてこれを今からカットしていくわけですが、カットするサイズは139mm × 30mmです。
ヒロログの記事では124mm × 30mmとなっていましたが、ここは少しサイズを変更します。
理由は後で説明します。
では採寸してケガキを入れていきます。
まずは長辺方向です。
端から139mm、278mm、417mmのところにマジックでケガキ(しるし)を入れます。
青の矢印のところです。(赤の矢印はいきなり間違えたやつです)
反対側も同様に端から139mm、278mm、417mmのところにケガキを入れます。
そして、このケガキ同士を結んだ線でカットしていきます。
まずは端から139mm位置のカットです。
カッターナイフでスパッと。
次に278mm位置のカットです。
スパッと。
そして最後に417mm位置のカットです。
あスパッとな。
これで139mm × 300mmの板が3枚と、約30mm × 300mmの板が1枚出来ました。
先ほど139mmにした理由を後で述べると言いましたが、この最後にできた細長い板の幅が約30mm残るようにするのが、139mmという中途半端なサイズに設定した理由です。
もし板のサイズが450mmピッタリだったなら、140mm × 3 + 30mm = 450mmとなるのですが、製品のバラツキのため長手サイズが450mmに満たない場合を考慮して、少し小さめの139mmとしています。
つまり今回の場合は、長手方向が449mmだったので、449mm – 139mm × 3 = 32mm となり、32mm幅の板が残る計算になります。
実際にはケガキの誤差やカット時の誤差で、概ね30mm程度になってました。
まあここはあまり気にせず140mmでカットしても良いかもしれませんね。
さて、続けてさらに板をカットしていきます。
先ほどカットしてできた板の両端に30mmピッチでケガキを入れます。
そしてカットしていきます。
この板1枚から小さい板が10枚取れます。
同じものがあと2枚あるのでそれらも同様にカットし、合計30枚の板にします。
そして最後に約30mm幅の細長いやつにも139mmピッチでケガキを入れ、
これをカットして2枚取ります。
以上で全てのカットが終了です。
約450mm × 300mmのボードからほぼ無駄なく32枚の板が取れました。
右下の小さいやつは使いませんので廃棄して下さい。
仕掛けを作る
さていよいよここから仕掛けを作っていきます。
今回使う鈎とハリスは以下の通りです。
今回、鈎はチンタメバルの5号、ハリスはフロロの0.8号を使います。
鈎とハリスのサイズはお好みで決めて下さい。
まず鈎にハリスを結びます。
鈎にハリスを結ぶのは自分の手で結んでもいいのですが、Hapysonの針結び器でウィ〜ンとやるとあっという間に結べるので便利ですよ。(^^)
鈎にハリスが結べたら、鈎先を先ほど作ったカラーボードの端面に刺しておきます。うっかり手や指などに刺さったりしたら危ないですからね。
そしてハリスを約70cmにカットし、その先にサルカンの16号を結びます。
このときハリスの長さが約65cmになるように調節して結びます。
後でカラーボードに仕掛けを巻きつけた時にこの長さが重要になります。
次に道糸を結んでいきます。
道糸はフロロの1.5号を使います。
まず道糸をウキゴムに通してからサルカンに通します。
そして道糸を結びます。
ここでウキゴムを通し忘れると、せっかく結んだ道糸を切ってやり直しになるので忘れないように入れましょう。
次にガン玉を取り付けます。
ガン玉は3Bを使います。
ここは使用するウキに合わせてお好みで好きなサイズを付けて下さい。
ここまでできたらあとはカラーボードに仕掛けを巻きつけていくのですが、ここで重要なのは巻きつける回数です。
今、カラーボードの長辺は139mmで、板厚は5mmです。
つまり長手方向にぐるっと一周巻くと、その長さは(139mm + 5mm) × 2 = 288mmとなります。
私が使っている延べ竿は全長6mですので、同じ長さの仕掛けになるようにしたい場合、計算上の巻きつける回数は 6000mm ÷ 288mm ≒ 20.8周となります。
私は今回、これを20周としました。
20周とした場合、1周288mm × 20周 = 5760mmとなり、竿の長さより若干短くなります。
というのも、これまでの経験上、仕掛けの長さを竿と同じ長さにした場合、釣った魚がぶら下がるとその重みで竿先が曲がり、魚が足場より上に上がってこないことが多かったので、やや短めに設定することにしました。
ここの巻き数については、20.5周でもいいし、21周でもいいし、お好みで決めて下さい。
ちなみに20.5周の場合の長さは5904mm、21周の場合は6048mmとなります。
ご参考まで。
さて、20周巻いたらボードに少しカッターナイフで切り込みを入れ、そこに道糸を引っ掛けておきます。
そして、道糸はそこからさらに半周分くらい長めでカットします。
この余分を折り返して、チチワを作ります。
チワワではありませんよ、チチワです。
この時、チチワの先にはもう一つ小さな結び目を作っておきましょう。
竿先のリリアンからチチワを取り外す時に、この小さな結び目を引っ張ると簡単にほどけるので便利ですよ。
ちなみにチワワはこちら。
うちのチワワです。
カワイイでしょ?
飼い主バカでスミマセン。(^^)
ハリスの長さが重要
ところで、最初の方でハリスの長さを約65cmに調節することが重要だと述べましたが、その理由が上の写真にあります。(チワワの写真ではなく、その上の写真です。)
写真ではサルカンとガン玉の位置がボードのほぼ中央あたりに来ていることがわかると思います。
ハリスの長さをちゃんと調節していないと、サルカンとガン玉がボードの端に来てしまって仕掛けをうまく巻きつけることができない場合があるんです。
ハリスの長さを約65cmにしたのは、1周28.8cm × 2.25周(2周と1/4) = 64.8cm だからなんですね。
もしハリスをもっと長くしたい、あるいは短くしたい場合は、29cm刻みで長くしたり短くしたりすれば、サルカンとガン玉がうまくボードの真ん中辺りに来てくれると思います。
仕掛けを収納する
さてここまでで、仕掛けが1つ作れました。
同じやり方であと2つ作り、合計3つにします。
これを持ち運びやすいように袋に収納するのですが、その袋はダイソーの「クリアポケット(テープ付)A6サイズ」を使います。
このクリアポケットですが、先程作った仕掛けがちょうど3つ入るサイズになってます。
袋に入れたらシールを剥がして封をして完成です。
シールの粘着はさほど強くないので、繰り返し開けたり閉めたりが出来ます。
あとは袋の表面に仕掛けの詳細をメモしておけば、どんな組み合わせで作った仕掛けが入ってるのかがパッと見てわかりやすくなるのでいいですね。
100均プラケースにぴったり
こうしてできた仕掛けの入った袋ですが、100均で売ってるケースにぴったりサイズです。
このケースには、鈎やハリス、ガン玉、ハサミなどのよく使う小物を入れて釣り場まで持って行くようにしてます。
カラーボードを切断する際に、長手方向が450mmということなら単純に3等分して150mmに切ればいいんじゃない?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうするとこのケースへの収まりが悪くなります。
なのであえて139mm(もしくは140mm)としました。
ケースサイズに余裕があるとか、そもそもケースに入れないと言うのなら150mmでカットしてもいいかもしれません。
尚、150mmにカットした場合でもクリアポケットに収めてシールで封をすることはできます。
その場合、ハリスの長さや巻き数も変わってきますので、ご自身で計算して下さいね。
予備ハリスも巻いておく
尚、釣り場では根掛かりなどでハリスが切れてしまった、なんてことがよくあると思います。
そんな時のために同じくカラーボードを利用して予備のハリスを作っておくと便利です。
ハリスの長さはボード2周半(約720mm)にしておいて、切り込みに引っ掛けておけば良いと思います。
まとめ
ということで、以上がヒロさん流メバル仕掛けの作り方と収納の仕方になりますが、このやり方を考えられたヒロさんはすごいです。
このやり方だと、市販の仕掛け巻きを買うより圧倒的に安く上がりますし、また仕掛けを非常にコンパクトに収納してまとめることができます。
しかも慣れてくれば、テレビを見ながらでもホイホイと仕掛けを作ることができるようになります。
尚、ヒロさんは基本的に仕掛けを1回限りで使い捨てにされるそうですが、私は2〜3回は使い回しますので、予備も含めて2袋、つまり6セットほど作っておけばしばらく持ちます。
ただ予備のハリスは多めに持つようにしてますが。
もし同じように仕掛けを使い回す時は、道糸に傷などが入ってないかを確認してからにしましょう。
根掛かりしたので道糸を引っ張ったら、ウキの上で高切れしたなんてことになったら大変ですし、大物が掛かった際にその引きに耐えられず、傷のところで道糸が切れてしまわないとも限りません。
仕掛けの作成も含めて、すべて自己責任でお願いしますね。
ここに書いてある作り方で作った仕掛けで何かトラブルがあっても責任は負いかねますので。
まあ、そんなことは無いと思いますけどね。
以上、最後になりましたが、本記事の掲載を快く承諾して頂いたヒロさんに感謝致します。(^^)
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コメント
はじめまして。
最近「メバリング」を始めたばかりのヘッポコアングラーのゲンキといいます。
先日明石方面ではじめてメバルプラッキング、ジグ単でメバルをゲットできました。
これは楽しいと思い息子ともメバル釣りに行きたいのですが小学低学年の息子にはルアー釣りは難しそうなので「のべ竿」でメバル釣りはできないものか?と思い色々調べていると「ヒロログ」の「hiro」さんや「てぃーく」さんのブログに辿りつきました。
先日さっそくダイソーで色々購入し仕掛けを作ったところです。
因みに自身も今年からブログを始めたのですが今回の仕掛け作りの件や「てぃーく」さんのブログを自身のブログで紹介させてもらってもよろしいでしょうか?
「Hiro」さんのほうには昨日ご了承頂きました。
一度お暇な時にでも自身のブログを見てお返事頂ければ幸いです。
「アウトドアな日々を」
https://genki-outdoor.com
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました!
プラッギングでのメバルゲットおめでとうございます!\(^o^)/
私は無駄にプラグばかり買い漁って、結局ほとんど釣れないままエサ釣りメインに移行してしまいました。
「姫路のメバルはプラグでは釣れない」と勝手に思い込んでるので、そう思ってるうちは本当に釣れないのかもしれないです。
ということで、そろそろシーズンなのでメバルのエサ釣りに行きたいところですが、夜になると寒さに負けて、つい酒に手が伸びてしまうのがいかんですね。
ブログの紹介についてはどんどんやっちゃって下さい。
自分のブログがもっと人目に触れてほしい理由は言わずともおわかりでしょうから。(笑)
明石方面で釣りをされてるということですので、釣り場で顔を合わせることはあまりないと思いますが、今後ともよろしくお願い致します。(^^)
快く承諾頂きありがとうございます。
他にも参考にさせて頂く事が色々あり勉強になります。
これからもよろしくお願いします。