【テンカラ毛鉤】もうちょっと真面目に毛鉤を巻いてみたい!【タイイング】

アイキャッチ便利道具

前回の渓流釣行において、ど素人の自分が巻いた毛鉤で魚が釣れたのが嬉しくて、もう少し真面目に毛鉤を巻いてみたいという気持ちが強くなってきました。
また市販毛鉤は単価が高いし、割とよく木の枝に引っ掛けたりしてなくすので、自分でもっと効率良く巻けた方が良いのでは?と思ったこともあって、少し道具類と材料を奮発してみることにしました。

毛鉤を巻くための道具

「毛鉤 巻き方」とか「フライ タイイング 道具」などのキーワードでググると色んなサイトがヒットしますが、いずれのサイトでも最初にそろえるべき道具として以下のアイテムが紹介されてています。

  • タイイングバイス
  • ボビンホルダー
  • ボビンスレッダー
  • シザース
  • ハックルプライヤー
  • ダビングニードル
  • ハーフヒッチャー
  • ウィップフィニッシャー

などなどです。

これらについて予算の許す限り購入してみました。
というか、かなり予算オーバーかも。(^^;;;

タイイングバイス

まず上記の中で一番値が張り、かつピンからキリまで選択肢のあるタイイングバイスです。
これはティムコのやつが欲しかったんですが、Amazonで¥15,000近くします。

なのでAmazonでの購入は見送り、メルカリで探して買ってみました。

タイイングバイス
こちらもティムコのやつで、¥11,500でした。
おそらく基本的な機能は上記のAmazonのやつと変わらないはずなので、これでOKでしょう。

ボビンホルダー

次にボビンホルダーですが、これもメルカリで探してみましたが、今一つ良いのがなかったので素直にAmazonで買いました。

ボビンホルダー
先のスレッド(糸)が出るところの筒がセラミックスになっているのがミソです。
安いやつだと金属製になっているものが多いですが、筒の出口にわずかでも傷があるとスレッドが切れてしまうことがあるようです。
セラミックだとそれがほぼ無いとのことなので、少し高かったですがこちらを選択しました。

ボビンスレッダー

ボビンホルダーの筒にスレッド(糸)を通すためだけの道具です。

ボビンスレッダー
お裁縫の針の穴に糸を通すときに糸通しを使いますが、だいたいあれと同じ要領で使います。

ボビンスレッダーは針金の先が少し曲げてあるものに柄がついただけの簡単な構造になっています。

スレッダー2
この針金をボビンホルダーの筒に通し、先のフックにスレッドを引っ掛けます。

スレッダー3
そして引っ張るとスレッドが筒から出てきます。

スレッダー4
スレッドが筒を通りました!

スレッダー5
とまあ、たったそれだけのために使う道具なので、手持ちの針金があればそれを曲げて作ればいいんですが、そこはそれ、趣味の道具なので気分を高めるためにも買ってみたわけです。(^^)

シザース

なんのことはない、ただのハサミです。

シザース
まあこれも100均のハサミでもいいわけですが、気分を高めるために(以下略w)

ハックルプライヤー

これはなくてもなんとかなるかもしれないけど、やっぱりあった方がいいなと実際に使ってみて思ったアイテムです。

ハックルプライヤー
要するに鉤に鳥の羽根を巻くときにその羽根の端っこをつまんで持ち手にするための道具なのですが、別に指でつまんで巻いてもよいわけです。

こうやって羽根を指でつまんで鉤に巻き付けるか、

指でつまむ
プライヤーで羽根をつまんで巻き付けるか、の違いですが、

プライヤーでつまむ
この作業性がプライヤーがあると無いとではえらく違います。

使ってみるまでは「こんなんいらんやろ」って思ってましたが、今は指でつまんで巻こうとは思わないです。

ダビングニードルとハーフヒッチャー

ダビングニードルは、毛鉤のボディを作る際にダビング材という綿毛のようなものを巻き付けて作るのですが、その際に針先でその形を整えるための道具です。

ダビングニードル
ダビングニードル2
針に綿毛を巻き付けた上からさらにスレッドを巻いて固定するのですが、そうするとボリュームが出なくなるので、針先で綿毛を少し掻き出してボリュームを出すのに使います。

で、あってるのかな?(^^;;;

まだダビングとやらをしたことがないので、今一つよくわかってませんが、私はこの少し曲がった針先で瞬間接着剤を少し取って、最後に結んだところがほどけないように塗布するために使っています。

針先
尚、このダビングニードルですが、反対側がハーフヒッチャーになっています。

ハーフヒッチャー
ハーフヒッチャーとは、スレッドを仮止めするためにハーフヒッチをするための道具です。
これもこの道具がなくても指でハーフヒッチをすることはできるんですが、あればやっぱり便利ですね。

実際の使い方はYouTubeで見てもらった方が早いかもです。

ハーフヒッチャーの使い方(YouTubeが開きます)

ウィップフィニッシャー

これは上記の道具を揃えてしばらくしてから追加で買ったものになります。

ウィップフィニッシャー
これもハーフヒッチャーと同じようにスレッドを結び止めるための道具ですが、ハーフヒッチャーよりもしっかりと止めたいときに使うものです。(で、あってる?)

これもなくても特に困ってませんでしたが、不思議な形状をした先端の針金部分で、どのように使うのかに興味があったので買ってみました。

なのでまだ2~3回ほどしか使ってません。

使い方はやはりYouTubeを見てください。

ウィップフィニッシャーの使い方(YouTubeが開きます)

マテリアル(素材)

道具は以上の通り揃えましたが、あとは毛鉤を作るためのマテリアル(素材)です。

スレッド

要するに鉤に巻き付ける糸なのですが、これまでは100均で買ったミシン糸を使ってました。
が、ものにはなんでも専用品というものが存在しますので、今回はそれを買ってみました。

スレッド
このスレッドはポリエステルで出来ていて、滑らかな質感があります。

カラーはとりあえず写真のような5色を買ってみました。

ミシン糸に比べて糸はかなり細いし、ミシン糸のようにケバケバしていません。

ボビン比較
右が100均のミシン糸で、左が今回買ったスレッドです。

糸の太さ
太くてケバケバした方がミシン糸で、細い方がスレッドです。
だいぶ違いますね。

尚、今回買ったボビンホルダーは、このスレッドのボビンはもちろん装着できますが、100均のミシン糸は大きすぎて装着できませんでした。

ボビンホルダーとの比較
ミシン糸のボビンも装着できるボビンホルダーも欲しいところです。

コックサドル

前回買った羽根はヘンフェザントといって、メスのキジの羽根です。
羽根一枚一枚の幅が広いため、鉤に巻いたときに毛足の長い毛鉤ができます。

今回作りたかったのはもっと毛足の短いいわゆる普通の形をした毛鉤ですので、それに適した羽根を買うことにしました。

ネットで調べると、コックネック(おんどりの首のところの羽根)やコックサドル(おんどりの腰のところの羽根)が良いとは書いてあるんですが、そのお値段たるや、どれもこれも目ん玉が飛び出るほど超お高い!

ネットであちこちの通販サイトをあたってみましたが、小分け売りしてて比較的安いなと思ったところは品切れ中だったり、一定金額以上買わないと売ってくれないショップだったりと、どうもネットでは手に入れられそうな感じがありません。

また実際にはその品質もまちまちで、買うときは実際に手に取って見てみる方がよいと書いてあるサイトもあります。

そこでやはり実店舗で話を聞きながら買える方がいいかもと思い、我が家から最も近いところにあるフライ専門店「ループノット」さんに電話してみました。

電話してみると、きさくな感じの男性の方が対応してくださり、聞けばコックネックもコックサドルも置いてあるとのこと。
そのサイズや値段も何種類かあり、またそのカラーも私がほしい「グリズリー」も置いてあるとのこと。

これは善は急げとばかりに、電話を切るとすぐにその店に向かうことにしました。

ただ、近いとは言ってもお店は明石にあり、我が家のある姫路からは車で1時間くらいかかります。

スピードの出ない釣り用ボロ車を飛ばし、お店に着いて先ほど電話したものだと伝えると、どうやら電話で対応頂いたのは店主さんだったようです。

お目当てのコックサドルもちょうど欲しかったサイズのものが、それなりのお値段ではありますが無事ゲットすることができました。

コックサドル

お店では、店主さんとしばらくお話をさせてもらい、この時期ならどこの川が良さそうとか、色々教えてもらいました。

あと実際に渓流で釣りをしてて怖いなと思ったのが熊との遭遇ですが、そのことを聞いてみると、やはり対策はしておいたほうがいいだろうとのことで、熊鈴も一つ買うことにしました。

熊鈴1
これをカバンかどこかに着けておけば、歩くたびにチリンチリン鳴って熊にこちらの存在を知らせることができます。
基本的に熊は憶病な生き物なので、人間の気配を察すると熊の方から遠ざかってくれるらしいです。

命あってこそ釣りが楽しめるというものですから、転ばぬ先の杖ということで買っておきました。

尚、この熊鈴ですが、ベルの部分をくるくるっと回すとねじが外れて、中の振り子?にベルがぶら下がる形になって、不要なときには音が鳴らないようにできる優れものです。

熊鈴2

あとは毛鉤に使う鉤の今持っているやつより1サイズ小さいのを同じお店で買いました。

鉤

最後にメルカリでクジャクの羽根(ピーコックハール)も買いました。

くじゃくの羽根
中心の太い茎(?)からいくつも生えている細長いやつを毛鉤に巻いて使います。

ピーコックハール
このケバケバしたやつを巻いて使います。

ということで、これで毛鉤を巻くための大体の道具と材料がそろいました。(^^)

ついでにもう少し

一応これで通常テンカラで使う毛鉤を巻く道具と材料はそろったので、いくつか巻いてみました。

毛鉤
白黒の羽根のように生えているのがコックサドルのグリズリーで、胴に巻いてある黒っぽいフサフサのがクジャクの羽根(ピーコックハール)です。

いわゆる普通の毛鉤っぽい毛鉤ですね。

自分で言うのもなんですが、普通に釣れそうな気がします。(^^;;

ですが、道具類が揃ってくるともう少し違うタイプの毛鉤も巻いてみたくなってきます。
ネットで色々情報を集めていると、テンカラでもフライフィッシング用の毛鉤を使うこともあるらしく、その中でも「エルク・ヘア・カディス」というやつが良く釣れるとのことです。

それはさっそくどんなものか調べてみないといけません。

カディスとはトビケラという羽虫のことで、エルクとはヘラジカのことを指します。
つまりエルクのヘア(毛)で作られたトビケラを模した毛鉤をエルク・ヘア・カディスと呼ぶようです。

ちなみにトビケラとはこんな虫です。→トビケラ(Googleの画像検索が開きます。虫が嫌いな人は見ない方がいいかも?)

ヘラジカはこちら。→ヘラジカ(Googleの画像検索が開きます)

で、エルク・ヘア・カディスとはこんな毛鉤です。→エルク・ヘア・カディス(Googleの画像検索が開きます)

あんまり本物のトビケラとは似てはいないですが、ともかくこの毛鉤が良く釣れるとのこと。

なので、この毛鉤を作るべくもう少し材料と道具を追加してみました。

エルクの毛

こちらがエルクの毛です。

エルクの毛
皮膚ごと四角く切り出してあります。

尚、本来はもっと暗い色をしているのですが、これは脱色(ブリーチ)して明るい色にしてあるものです。

エルクヘア
取り出してみると、一本一本はツルツルした手触りですが、全体的にはフサフサしていて気持ちいいです。

これを少しずつ(20~30本ずつ)切って束ねて使います。

ヘアスタッカー

その切った毛はそれぞれ長さがバラバラですので、毛先を揃えてからでないと使えません。
その毛先をそろえるための道具も買いました。

ヘアスタッカーという道具です。

ヘアスタッカー
詳しい使い方はここでは省略しますが、これが見た目の割に結構お高かったです

使い方に興味のある方はこちらをご覧ください。

ヘアスタッカーの使い方(YouTubeが開きます)

見ていただいたらわかるのですが、本当に毛先をそろえるだけの道具です。
こんなもんになぜこの値段?というくらい高いですが、無いと困るので買いましたけど。

とりあえずこれでエルク・ヘア・カディスが作れるようになりました。

作ってみた

で、さっそく作ってみました。

エルク・ヘア・カディス
どうでしょうか?

サイズ違いを作ってみました。
右が#12の鉤で、左が#14の鉤です。

斜めに生えている白い毛がエルクヘアで、胴にはクジャクの羽根(ピーコックハール)とさらにその上からコックサドルが巻いてあります。

トビケラとは似ても似つきませんが、まあなんとなくエルク・ヘア・カディスっぽくできたんではないでしょうか?(^^;;

まとめ

ということで、今回相当フンパツして道具やら材料やらを買いましたが、少々破産気味です。(^^;;

これで全然釣れなかったらガッカリですね。

ですが、毛鉤自体は好きなだけ量産できるようになったので、少々根掛かりや枝にひっかけてロストしても大丈夫です。(できればそれは避けたいところですが)

ともかく釣行回数を重ねて、はやくアマゴをゲットしたいと思います。(^^)

↓こちらでAmazon内商品検索ができます。


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