前回の記事で、初めての渓流釣りに挑戦してきたことを書きましたが、その際やはりと言うか予想通り、毛鉤を1つロストしてしまいました。
既製品で買うと決して安くはない毛鉤ですので、1つでもロストすると結構痛いものがあります。
なので、今回試しに毛鉤を自分で巻いてみることにしました。
毛鉤は買うと高い
今回のテンカラ釣りをデビューするにあたって、毛鉤はAmazonで売っている完成品を購入しました。
それがこちらの商品です。
この商品ですが、毛鉤4個入りで¥1,560です。
つまり1個あたり¥390です。
なかなかお高いですよね?
そして実際に使ってみてわかったのですが、毛鉤はかなり頻繁に根掛かりします。
根掛かりするたびに、そこまで行って糸を引っ張るか、水中に手を突っ込んで外さなければなりません。
水中で引っかかるのはまだよくて、うっかり頭上の木に絡ませてしまおうものなら、お手上げになってしまいます。
幸いにも今のところ頭上の木に絡んだ場合でも、運良く外れてくれているのでなんとかなくさずには済んでいますが。
でも、今後釣行回数が増えると、その分、毛鉤をどんどんロストするのではないかと危惧しています。
そこで今回、毛鉤代を安くあげるために、自分で毛鉤を巻くことに挑戦してみました。
専用道具は使いません
毛鉤やフライを自分で巻く、いわゆる「タイイング」というやつですが、ネットで調べると、やれタイイングバイスが必要だ、ボビンホルダーが必要だ、他にもハーフヒッチャーやら、ハックルプライヤーなどなど、専用の道具をそろえることが奨められています。
が、正直言って、今の私にそんなお金はない!
ということで、それらの道具を使わずにタイイングができないものかと調べてみたら、ありました!
こちらのサイトで紹介されている動画では、ハサミ以外の道具をまったく使わずに毛鉤を巻いています。
早速これは真似をせねばなるまい!と、このサイトを参考にして必要な材料を揃えてみました。
道具をそろえる
さっそくAmazonや楽天などを利用して、必要な材料を揃えていきます。
まずは鉤(フック)です。
これはAmazonで100本入りのフライフックを買いました。
サイズは#12としました。
これは送料込みで約800円でした。
100本も入っているので、当分はこれで問題ないでしょう。
次はミシン糸です。
これはダイソーで黒と黄色を買ってきました。
黒は虫の頭部分のイメージで、胴体の色は少しでも毛鉤の位置がわかりやすくなるように目立つ黄色にしました。
そして毛鉤のメインとも言える材料である鳥の羽根です。
これは「ヘンフェザント」が良いと上記のサイトで書いてあったので、それの少量入っている袋を買いました。
これは楽天で送料込み500円くらいでした。
中に入っていたのはまさに鳥の羽根をそのままもぎってきたのか?というような形状の羽毛です。
ふさふさしてて手触りはとても気持ちいいですが、防腐剤?と思われるにおいがけっこうキツイです。
子供のころ、おばあちゃんの家に遊びに行った際、客間(洋間)に入るとこんなにおいがしたのを思い出しました。
その部屋には猛禽類だかキツネだかのはく製が置いてあったので、今思えばそれがにおっていたんだろうと思います。
羽根の一枚一枚はこんな感じの模様になっています。
毛鉤1本に羽根1枚を使う感じなので、この一袋で相当な数の毛鉤が作れそうです。
あとは材料ではないですが、ダイソーで買った先の細いハサミです。
これとあとは瞬間接着剤は家にあったやつを使います。
これで毛鉤を巻く準備ができました。
早速巻いてみる
では、上記のサイトにあった動画を見ながら、毛鉤を巻いていきます。
まず羽根の束の中から適当な大きさの羽根を1枚切り取ります。
この羽根の根本付近にある産毛的なふわふわの毛をむしり取っておきます。(このふわふわは使わないので捨てます)
毛並みを逆立てるようにしごいておけば羽根の準備はOKです。
次にフックにミシン糸を巻いていきます。
フックアイの付け根部分には虫の頭をイメージして黒い糸を巻きます。
ボディには黄色の糸を少し巻いておきます。
この状態で先ほどの羽根を固定します。
羽根をくるくるっと巻き付け、ミシン糸で固定します。
余分な羽根を切り、さらにミシン糸を巻いてボディを作り、ハーフヒッチで止めます。
糸を切って完成です。
ハーフヒッチで止めたところには瞬間接着剤を塗っておきました。
てな感じで、動画を見ながら作れば思った以上に簡単にできました。\(^o^)/
↓1,560円で購入した既製品毛鉤との比較です。
針のサイズは同じですが、ハックルの長さが違うので、ボリューム感がずいぶん違いますね。(^^;;
こんな大き目の毛鉤でも大丈夫なんかな?
ちゃんと食ってくれるんだろうか、、、。
シルエットが小さめの毛鉤にするためには、もう少し幅の細い羽根を手に入れた方がいいのかもしれないですね。
しかし今は手元にある材料で作るしかないので、練習がてらもう何個か作ってみました。
大きさはともかく、我ながらなかなかうまいことできたんじゃないでしょうか?
もう少し予備を作っておきたいから、違う色のミシン糸買ってこようっと。(^^)
まとめ
ということで、専用の道具がなくても意外と簡単に毛鉤が巻けることがわかりましたが、ないよりはあった方が格段に作業がやりやすくはなるでしょうから、それらは追々買い揃えていこうかと思っています。
あとは、もう少し巻き方とか材料のバリエーションを増やせればいいなと思いますが、それよりもまずとにかく最初の1匹を早く釣りたいところですね。
自分で巻いた毛鉤で最初の1匹が釣れたら最高だろうなぁ。(^^)
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コメント
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