【小さい針でも】Hapyson 針結び器SLIM IIのご紹介【簡単針結び】

アイキャッチ便利道具

針に糸を結ぶのって楽しくないですか?
え?楽しくない?

私はひとつひとつ自分の手でゆっくりと丁寧に結んでいくの結構好きですよ。
巻いた糸をキュッと締め込んだ時、針のチモトに糸が綺麗に整列してるのを見たら気持ちいいじゃないですか。

確かに市販のハリス付き糸を買えば簡単なんですけど、それでは釣りの醍醐味が減る気がしています。
自分で結んだ針を使って魚が釣れたら、いかにも自分で釣った!って感じがしませんか?

にもかかわらず、今回初めて「針結び器」なるものを購入することにしました。

今回はその理由と、実際の使い勝手についてご紹介したいと思います。

心と時間の余裕

針に糸をひとつひとつゆっくりと丁寧に巻いていき、最後にキュッと締め上げて、出来栄えを観察する。
気に入らなければ切ってほどいて、納得いくまで巻き直す。

そんな作業が嫌いではなく、むしろそれを楽しいとさえ感じています。

でも、それって心に余裕がある時の話なんですよね。

残念ながらここ最近は公私ともにとても忙しく、針に糸を結ぶことを楽しめる余裕がなくなってきています。

平日は残業して帰ってから寝るまでの間とか、休日は息子が遊びに行っている間とか、少し空いた時間を利用して前回の釣りで使った仕掛けのメンテや予備の仕掛けの用意をしています。

しかしそんな短時間ではチマチマと手作業で針を結んでいる余裕がありません。

先日の休日も息子が友達のところに遊びに行ったその隙に針結びをしていたのですが、思っていた以上に早く帰ってきてしまいました。

帰ってきた息子は物珍しそうに、私の顔と針を持った手の間にグイグイと自分の頭を突っ込んできて、針を結んでいるところを見ようとしてきます。

息子の頭が邪魔で手元が見えないわ、やりにくいわ、落ち着かないわでイライラして、「ちょっとの間、そっちで静かにしとって!」と言いますが、そんなの聞くわけがありません。

なんとか息子をあしらいながらも数本の針を結びましたが、いずれも妥協の産物となってしまいました。

針が抜ける

そして後日、その針を使ってメバル釣りをした際のことです。

その釣り場のアベレージサイズは14〜15cmくらいです。
そのくらいサイズのメバルは問題なく上がってきてくれます。

しかしたまに良い引きをするやつが掛かることがあるのですが、ファイト中にバレてしまうことが2回立て続けに起きました。

いずれもハリスの先を見ると、クリクリと縮れた糸があるのみで、針だけがなくなってました。
チモトに結んでいた糸が緩んで、針が抜けてしまったようです。

これが2回立て続けに起きたのですから、明らかに結びの出来が悪かったんだと思います。
やはり針結びは妥協したらあかんなと思いました。

かと言って、市販のハリス付き糸を買うのはコスト的に勿体無いし(バラ針と糸を別に買って自分で結ぶ方が安上がり)、使いたい針のサイズとハリスのサイズの組み合わせが自由にならないので納得がいきません。

そうなると「自分の手で針に糸を結ぶ」という釣りの醍醐味のひとつは減ってしまいますが、短時間で確実に針に糸を結ぶという目的を達するためには「針結び器」を利用せざるを得ない、という結論に至りました。

針結び器を選ぶ

さて針結び器を買うとなると、まずはどのメーカーのどんなやつを買えばいいのかリサーチです。

パッと思いつくのは、ハピソン製のやつとダイワ製のやつです。

ハピソン製のは3種類あります。↓

一方、ダイワのは1種類です。

それぞれ適合している針とハリスのサイズは以下の通りです。
ついでにそれぞれの本体サイズ、重量とAmazonでの参考価格を記載しておきます。(2017年6月21日現在)

 型式適合針適合糸本体サイズ重量参考価格
ハピソンYH-720伊勢尼1〜15号
袖2〜12号他
0.1〜6号
(ナイロン,フロロ)
約90×24×7083g
(電池含)
 ¥3,432
YH-713約92×44×68117g
(電池含)
 ¥2,395
YH-714伊勢尼9〜15号
ヒラマサ10〜14号他
3〜14号
(ナイロン,フロロ)
約92×46×68121g
(電池含)
 ¥3,158
 ダイワ伊勢尼1〜15号
袖2〜12号他
0.1〜6号
(ナイロン,フロロ)
HPには厚さ26mm
のみの記載
70g
(電池別)
 ¥3,731

ハピソンのYH-714以外は、針サイズと糸サイズの適用範囲が同じとなっています。
なので後は値段と付加機能の差でどれを選ぶか、ということになります。

まず、太糸用のYH-714は今回の候補から除外します。

YH-720は薄型スリムタイプで、ラインカッターが付いてて従来型のYH-713より約1000円高い。
厚さは従来型より20mmほど薄くコンパクトで34g軽量です。

ダイワのはYH-720とほぼ同機能で¥300ほど高い。
重量を見るとダイワのが一瞬とても軽く見えますが、電池が含まれてないので電池を含めた重量はYH-720の方が軽いものと思われます。
ただしダイワのはグリップが付いてるので握った時の安定感は良さそうです。

以上の情報から総合的に考えて、最もバランスが取れていると思われるYH-720を購入することにしました。

厚めで重いけど1000円も安いYH-713でも良かったんですが、多分長く使うものになるだろうと思ったので、少しでも新しい型式のものを買うことにしました。

YH-720の紹介

そうと決まれば話は早いです。
Amazonで早速ポチります。

そして翌日には手元に届きました。
さすがはAmazon。

それでは早速使い方を確認していきましょう。

まずはパッケージ外観です。

パッケージ
いわゆるブリスターパックですね。

「ハリスカッター付き!(SUS420J2)」との文字が踊っていますが、SUS420J2とはステンレス鋼の種類で、マルテンサイト系のステンレス鋼に分類されます。

焼き入れすることにより高強度、高硬度を得られるので、刃物やバルブなどの用途に向きますが、オーステナイト系ステンレス鋼やフェライト系ステンレス鋼よりは耐食性が劣るステンレス鋼ですね。

って、仕事柄そんなとこに興味が向いてしまいますが(笑)、この道具にそんなものは求めてませんので、どうでもいいですね。(^^;;;;

さて、本体を取り出してみますが、サイズは手のひらにすっぽり収まるほどコンパクトです。

本体大きさ
厚さも公称24mmですが、それは最も出っ張っている部分(上の写真の「針セット」と書かれた黄色いノブ)のことですので、本体はもっと薄いです。

本体厚さ
付属品にはポーチが付いています。
釣り場に携行する際には、水濡れなどを防ぐ観点からこれに入れといた方がいいですね。

付属品
尚、使用する乾電池は単4形2本です。

乾電池装着
乾電池は適当にウチにあったやつを入れときました。

使い方

さてここからは実際の使い方を紹介します。

まず、今回使う針は下の写真の内のアジ針の方です。

購入した針
これまでメバル針もアジ針も8号を使っていたのですが、ブロ友dさんから「もう少しサイズ落とした方が針掛かりが良くなるかもよ」と言われたので早速小さいのを買ってきました。

では実際にやってみましょう。

まず、ハリスの先から3〜4cmのところをハリスカッターのある部分に挟み込みます。

糸を挟む
次に針をセットするために「針セット」の黄色いノブをスライドさせ、固定金具を開きます。

スライド前
スライド後
開いたところに黄色い四角いスリットのある部品が見えますが、そのスリットに針のミミ(平べったくなってる部分)を差し込み奥まで押し込みます。

尚この黄色いパーツはバネで前後に動くようになっていますので、しっかりと奥まで押し込まなければなりません。

下の写真はちゃんと押し込めて無い状態です。

不十分
↓これが正しい状態です。

針をセット
次に針をセットした部分の上にあるスリットを通して、糸を後ろ側へまわします。

後ろへまわす
そして裏にまわした糸を再び下側から手前へ戻してきます。
このとき、糸が下にある黄色いパーツの上を通るようにします。

手前にまわす
そして糸をもう一度、スリットを通して裏側へまわします。
要するにこれで針の下側に大きな糸のループができたわけです。

再び後ろへ
この状態で本体上部にあるスライドスイッチをONにするとハリスの先を挟んだ円盤がぐるぐると回り、針に糸を巻きつけていきます。
つまりハリスの先が先ほど作ったループ内を通るように糸を巻きつけていくわけです。

説明書には4〜5回転させる、と書いてありますが、念のため7〜8周させときました。

糸を巻く
巻き終わった状態です。
ちょっと小さくて見にくいですが、チモトに糸が綺麗に整列巻きされています。

巻き終わり
次に下側の黄色いパーツを外周に沿って上側へ移動させます。
するとループになっていた糸に緩みが出ます。

ラインを緩める
そして後ろ側にまわしていたラインを引っ張るとこのループが縮まってゆきますので、最後まで引っ張って締め込みます。

引き締める
裏側にまわしていた糸をスリットを通して手前側にまわしてきます。

手前にまわす2
そして「針セット」ノブをスライドさせると、中央の黄色パーツのバネに押されて針がポロッと外れます。

針を外す
最初に固定していたハリスの先を引っ張って、針のチモトをラインカッターまで寄せてきます。

チモトをよせる
この状態で針を持って引っ張るとハリスが切れます。

糸を切る
これで完成です。

完成
最初は少し戸惑いますが、慣れるとサクサクと結んでいくことができるようになりますよ。

では、結んだ部分を拡大して見てみましょう。

拡大
綺麗に整列された糸が見えます。

ちなみにこの針結び器でできる結び方は「内掛け結び」と呼ばれる結び方になります。

ハリスで作ったループの内側をチモトと一緒にぐるぐると巻くので「内掛け」結びで、反対に外側をぐるぐる巻くのが「外掛け」結びです。

詳しくはこちらを参照下さい。(モーリスのHPに紹介されている結び方の説明ページが開きます)

外掛け結び

内掛け結び

手作業で結ぶ際には外掛け結びの方がやりやすいのですが、強度的には内掛け結びの方が高いため、針結び器を使うと結束強度の面でも手作業より有利になります。

針結び器を使うと、①早く結べる、②確実に結べる、③内掛けのため結束強度が高い、とメリットが多くなるわけですね。

ただ、自分の手で結ぶという楽しみは減ってしまいますが。

まとめ

以上、ハピソンの針結び器についてご紹介しましたが、ダイワのものも基本的なやり方は同じです。
ネームブランドや見た目でダイワ製を選んでも全く問題なく針結びができると思いますので、お好みで選ばれれば良いと思います。

ところで、おそらくこの記事を読んで頂いている方は忙しい社会人の方が多いのではないでしょうか。
時間節約のために市販のハリス付きの針を買うという方は多いと思いますが、自分の好みの針とハリスを組み合わせて、針結び器でサッとオリジナルのハリス付きの針を作るってのも悪くないのではないかと思います。
コスト的にも長い目で見れば安上がりになるでしょうし。

また市販のハリス付き針はハリスの長さが決まってしまってますが、自分で結ぶとハリスの長さも好きな長さに調節できます。
実際にまだ使ってませんが、70cmくらいのハリスの真ん中より少し上くらいから長さ20cm程度のエダスを1本出した2本針仕掛けを先日作ってみました。
今度の釣りではこの2本針仕掛けを使ってみようと思ってます。

こんな具合に、オリジナルの仕掛けを作ることも簡単にできます。

針に糸を自分で結ぶなんてやってらんねーぜ、って方も一度「針結び器」を検討されてみてはどうでしょうか?
これまでより少し釣りの世界が広がると思いますよ。(^^)


コメント

タイトルとURLをコピーしました