【ボート免許】2級小型船舶操縦士免許取得への道【その3】

アイキャッチ船舶

2級小型船舶操縦士免許取得までの経過記事の3回目です。

前回は学科講習を受けたところまで書きましたが、今回は実技講習を受けてきたのでそのことについて書いてみたいと思います。

講習会場に到着

前回と同様にコンビニで昼ご飯を買ってから講習会場となるマリーナに到着すると、ちょうど練習艇をクレーンで降ろしているところでした。

練習艇
講習では練習艇を2艇使うようで、トップ画像のが1艇目、上の画像のが2艇目です。

クレーンの向こう側の道で車を停めてトップ画像の写真を撮った後、駐車場に車を停めてから見に来るとちょうど2艇目を降ろすところでした。

1艇目はというと、少し沖に出て「蛇行(連続旋回)」の練習に使うブイを浮かべる作業をしてました。

ブイ設置
矢印のがブイで、3個のブイを50m間隔で並べます。
そこを滑走状態で縫うように蛇行する操縦を教わります。

しばらく2艇目を浮かべるところやブイの設置の様子を眺めてから、会場へと入りました。

講習会場
まずは前回の学科講習を受けた部屋に入ります。

実技講習スケジュール
部屋に入ると実技講習のスケジュールが表示してありました。
スケジュールによると、どうやらみっちり夕方までかかるようです。

グループ分け

講習開始時間前には講習を受けるメンバーが全員揃って着席しました。
今回の受講生は私を入れて7名のようです。

最初に講師(女性の方)から諸々の注意事項や講習の進め方についての説明があり、次いでグループ分けが行われました。

受講生は7名なので、3名と4名に別れて講習を受けることになります。
私は4名の方のグループに組み込まれました。

3名のグループの講師は先ほどの女性講師で、そちらのグループはまずボートの操船練習からスタートするようです。

私のグループには前回の学科で講師をされていた男性の講師が付き、ロープワークの練習からスタートすることになりました。

2艇が同時に同じ水域を使えないので、タイミングをずらすためと思われます。

ロープワーク

さて、グループ分けが済んだら早速それぞれに別れての講習開始です。

私のグループはロープワークからスタートです。

ロープワークは「eラーニング」のビデオを見ながら何度も家で練習してたので楽勝でした。
ロープワークのやり方はYouTubeでも検索すればいろいろ出てきますが、私はこの「eラーニング」のビデオが最もわかりやすかったです。

ただビデオで覚えていたクリート結びのやり方が講師のやり方と左右逆だったのですが、そこはどちらでもやりやすい方で構わないとのことでしたので、既に覚えている方でいくことにしました。

ロープワーク
他のメンバーはあまり家でロープワークの練習をされてなかったのか、全般的に少し戸惑うような感じでしたが、最終的には皆さんどの結び方もすぐにできるようになってました。(^^)

操船練習開始

ロープワークの練習が終わったら、いよいよ船を使っての練習です。
ライフジャケットを身に付け、桟橋へと向かいます。

初めての操船なので、ワクワクドキドキです。(^^)

ハンドコンパスの使い方を教わる

桟橋に付いたら、まず最初にハンドコンパスの使い方を教わりました。
ちなみにハンドコンパスってのはこんなやつです。

要するに手で握って持つタイプの方位磁石ですね。
目標物の方に向けて目盛りを読めば、その目標物が自分の立ってるところから見て何度の方にあるかがわかるようになってます。
これはそんなに難しくなかったです。

出航前点検のやり方を教わる

次に出航前点検のやり方を教わりました。
船体外板の損傷有無や、船体の安定状態の確認、灯火類の確認、バッテリー、メインスイッチ、燃料系、法定備品の確認などのやり方を教わりました。

とにかく確認すべき点をしっかり目視して、しっかり手で触って確認をすれば大丈夫なようです。

操縦席にて

次は操縦席に座っての練習です。
エンジンのかけ方、暖気運転の仕方、エンジンの切り方を教わり、またそれぞれにおける確認事項についても教わります。

なお、先ほどの出航前点検もそうですが、この確認の仕方について大切なのは、講師や試験官に聞こえるようにはっきりと声を出して指差し確認することです。
自分はしっかり確認したつもりでも、試験官がそう認識しなければ確認不足として減点の対象となるかもしれません。

なので、いちいち声に出して指差し確認するのですが、やっぱり少し恥ずかしいんですよね。(^^;;
が、そこは我慢して大きな声ではっきりと指差し確認をしましょう。

操船練習

出航前の点検が済み準備が整えば、いざ出航です。

最初は講師が操船して少し沖に出て、そこから「発進」「増速して滑走」「減速して停止」「後進」「滑走状態での変針」などの操作を教わります。

ここで最も大切なのは、ただひたすら「安全確認」です。

「発進」から「増速」に移行するときなど、船の状態が変わる時には必ず「前後左右ヨシ!」と顔をしっかりそちらに向けて指差し確認をしなければなりません。
まっすぐ滑走中の場合でも、時折周囲の安全確認をしなければなりません。

とにかく安全確認さえ過剰なくらいしっかりやってれば、少々操船が下手でも合格になるようです。

あと忘れがちだったのは、「離岸」と「発進」と「後進」の際には、必ず「プロペラ周りの確認」をしなければならないということです。
この確認は、必ず一旦操縦席を離れ、プロペラ周りを覗きに行き、指差し確認をしなければなりません。
しかしこれがよく忘れてしまうんです。
これを忘れると大きなペナルティになるそうです。

停船状態の時に講師から「後進して下さい」と言われると、ついそのまま「はい、後進します」と言いながらバックに入れてしまいます。
すると「大事な忘れ物してるよー」と講師から指摘され、「あっ!」となることが何度かありました。(^^;;

ここは絶対忘れないように「離岸、発進、後進はプロペラ周り確認」を胸に刻むべく、何度も心の中で復唱しました。

講習中

蛇行(連続旋回)の練習

次に先ほどのブイを使っての蛇行操作の練習をします。

3つのブイがまっすぐ並んで見える位置から船を滑走状態にし、3つのブイの間を縫うように走ります。
そして蛇行が終わったらまた3つのブイの直線上に戻って滑走しなければならないのですが、この時後ろを見てはいけません。
蛇行に入る前に前方の目標物(建物や電柱など)の重なり具合を覚えておき、蛇行が終わった後にその重なり具合となるように船の進む方向を合わせなければなりません。

講師の指示で停船してから後ろを振り向くと自分が進んできた奇跡がわかるのですが、まあ思った以上に進路がずれてることずれてること。(^^;;
完璧に修正したつもりでも、かなり斜めに走っていることが多々ありました。

本番の試験ではブイの位置が変わるため、今覚えた目標物の重なり具合は使えませんので、その時になって初めて目標物を決める必要があります。
本番ではもう腹を括ってやるしかありません。

人命救助の練習

次は人命救助の練習です。

人に見立てたブイを浮かべ、そこに向けて徐々に近づき、左舷側か右舷側でそのブイを拾い上げるという練習です。
これが距離感がうまくつかめず、ブイが船体から少し離れたところ(ボートフックと呼ばれる引っ掛け棒がギリギリ届くところ)を通過してしまったり、逆にブイを船体に当ててしまったりと、なかなか微調整が難しいです。

講師曰く、試験で救助に失敗するとかなりの大きな減点だとのことで、そんなこと聞くとものすごく不安になりました。

これも試験ではできるだけ落ち着いてじっくりやるしかないようです。

午後の練習

ここで一旦、昼休みとなりました。

昼食を取ってしばらく休憩したらまた操船の練習再開ですが、食事が終わって桟橋の方に行ってみると、もう一方のグループは先に昼休憩が終わっていたらしく、既に午後の部の練習が始まってました。(私のグループは午前の部が少し長めだった模様)

どうやら着岸の練習をしているようです。

着岸1
徐行で桟橋に近づいてきて、

着岸2
着岸点に来たらボートフックを桟橋に引っ掛けて船体を引き寄せ係留します。

私も午後からはその練習をすることになりますが、見てる限りではそんなに難しくはなさそうです。

が、実はこれが後でとんでもない思い違いだったことに気づかされることになります。

避航動作の練習

さて昼休憩を終え、午後の部は避航動作の練習から開始です。

避航とは、例えば前方からこちらに向かってくる船がある場合(行き会いの場合)には必ず右へ回避しなければならず、また右から別の船舶が来た場合にはこれを避けるべく方向転換するか、減速しなければなりません。
こういった他船との衝突を回避するための動作を避航と言います。

ここでは、行き会いの船舶が来た想定で右へ避けてからまた元の進路に戻る動作と、左右から別の船舶が来た想定で減速する動作を教わりました。

これは特に難しいことはありませんでした。
ここでは先にも述べた通り、安全確認がしっかりできていることが重要だそうです。

着岸の練習

次は着岸の練習ですが、ここへ来て南風がかなり強くなってきました。

桟橋には南側から接近し、左舷で接岸するのですが、南からの追い風のせいで船がガンガン流されます。
桟橋に近づけようとしても船が風に押されてあらぬ方向へ流され、操縦席を立ってボートフックを手に取った時には、ボートフックを持った手をいっぱいに伸ばしても桟橋に届かないところまで船が移動してしまっています。

あまりの着岸の難しさに「これ本番で同じような風が吹いてたら着岸できないかも」と、ものすごく不安になります。

講師は「明日は風が吹かないことを祈るのみですねw」なんて軽く言ってましたが、こちらは不安で不安でたまりません。
本当にマジで風が吹かないことを祈るしかないようです。

離岸の練習

離岸は係留ロープを解らんすると勝手に風で船が動き出すので、そんなに難しくはありませんでした。

ただ、ここで忘れてはいけないのが、上の方でも書いた「離岸、発進、後進はプロペラ周り確認」が重要ということです。
ロープを解らんして船に乗り込んだらまず真っ先にプロペラ周りの確認をしに行かなければなりませんが、ついそのまま操縦席へ向かいそうになってしまいます。

これはもう一度「離岸、発進、後進はプロペラ周り確認」を胸に刻み込むように復唱し、試験で忘れないようにイメトレしておかなければならないなと思いました。

反復練習

これで一通りの操船については練習しましたが、あとは時間いっぱいまで何度か蛇行の練習をしたり、離着岸の練習をさせてもらったりしました。

トラブルシューティング

最後に桟橋にてトラブルシューティングについて教わりました。

セルは回るけどエンジンがかからない場合はどこをチェックするかとか、冷却水温度が異常に上昇した場合はどこを確認するか、とかそういった非常時の対応について教わり、これで全ての実技講習が終わりました。

あとは復習あるのみ

学科講習も実技講習も終わって、あとは翌日の試験を受けるのみです。

学科に関してはこれまでに何度もテキストを読み、過去問題集をひたすら解いてきましたが、寝る前にもう一度、最後のダメ押しの詰め込みを悔いが残らないようにやっておきました。

また実技講習で習ったことは、脳内でひたすらイメトレします。
特に安全確認をどのタイミングでやるのかをしっかり頭に叩き込むようにしました。

そして最後に忘れてはならないのは、受験票や筆記用具などの準備です。
受験票は数日前に届いていましたので、忘れず持ち物の中に入れておきました。

受験票
寝る前に忘れ物がないか再度確認してから布団に入りましたが、布団の中でもう一度だけ実技講習のイメトレをしてから眠りにつきました。

さて、いよいよ翌日は試験です。

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