前回の釣果が結構良かったこともあって、今回の釣行も同じポイントで青物を狙い、その後にタイラバをするというコースで行ってきました。
私の釣果はあまり振るわないものでしたが、同行のブロガーDさんはそれなりに楽しめたようです。
釣り開始
2021年10月24日(日) 5:30~13:30
前回同様に5時半の出船ですが、前にも増して暗くなってきています。
航海灯を点灯して5時半に出船しますが、視界に入る白灯や魚探の画面がまぶしくて、海面の状態がよく見えない始末。
ちなみに上の写真は新しく買ったiPhone13 Pro Maxのナイトモードで撮影しましたが、暗くても綺麗に撮れますね~。
ナイトモード便利だわ。
暗いうちの航行は白灯を消すわけにはいきませんが、魚探はしばらくの間カバーをかけておいて、海面の様子に目を凝らしながら船を進めます。
前回の青物ポイントまでは片道30分の道のりです。
今回はブロガーDさんと二人での釣行なので、あれこれとおしゃべりしながら船を飛ばしてたら、割とすぐに到着しました。
さて、早速釣り開始ですが、今回は忘れずにキャスティングロッドを持ってきました。
セットアッパーをセットして投げます。
Dさんも同じくセットアッパーを投げているようですが、二人ともまったくアタリがありません。
前回から2週間経っているので、やはり状況は同じというわけではないようです。
なのでDさんはさっさとメタルジグでのジギングに切り替えたようです。
すると早速ジグにアタリがあった様子。
ファイトののちに上がってきたのは食べごろサイズのハマチでした。
おみごと!
私も続けとばかりに、キャスティングからSLJへと切り替えます。
SLJタックルにダイソージグ40gをセットし、ワンピッチでシャクってくると、ゴンッと気持ちの良いアタリが。
引きの強さからするとハマチサイズですが、SLJの柔らかいタックルだとハマチサイズでもなかなか楽しいです。
上がってきたのは50cmくらいのハマチでした。
とりあえずこれでボーズ逃れはできました!(^^)
エイとの格闘
さあどんどん続けて釣っていくぞと再びダイソージグを底まで沈めます。
着底させてから2~3回シャクったところで、再びドンッとアタリがありました。
これはかなり重いアタリで、すごい重量感です。
そして、乗ったと思ったその次にはすごい勢いでラインが引き出されていきます。
これはブリクラスかも?
と思いましたが、どうも感覚が違います。
青物特有の加速度的に一気に走る感じではなく、ウインチで一定速で巻き取られているような引き出され方です。
この感覚には覚えがあります。
そう、これはヤツに違いありません。
エイです。
さあこれは本当に困ったもので、いくら巻いてもドラグが滑るばかりで全く寄ってくる気配がありません。
仕方なく少しの間引き出されるままにしておいたら動きが止まったので、そこから一気に巻き寄せてきます。
ロッドのバットパワー?を最大限に使って頑張って寄せてきますが、その間7~8分ほどかかったでしょうか、ようやく姿が見えてきました。
やはり、ナルトビエイです。
クチバシのようなものが飛び出たちょっと可愛い?顔したエイです。
ナルトビエイ Aetobatus narutobiei (tonysharks.com)
フックはエイの口ではなく、ヒレの先に掛かっているようです。
なんとかDさんにタモで掬ってもらおうとしますが、サイズがでかくて網に入り切りません。
ロッドは今にも折れそうなほど曲がっています。
何度目かのタモ入れトライで、メタルジグのフックの1本が網に引っかかったので、そのまま手を伸ばしてもう一本のエイのヒレにかかったフックをプライヤーで外し、なんとか無事リリースができました。
もうこの時点でかなりヘトヘトです。
これまでにエイを掛けたのはこれで3回目になりますが、もう二度と御免です。
うっかり刺されでもしたら大変なことになりますからね。
それにしてもこのSLJロッド、こんなに細いのにエイを引っ張って来れるだけのパワーがあるなんて大したもんです。
ブリでも十分寄せて来れるんじゃないか?って思いましたが、まだブリを釣ったことがないので、なんとも言えません。(^^;
何かに切られまくる
さて、エイとの格闘で疲れた体を少し休めたら釣り再開です。
再びダイソージグを沈めてシャクってくると、今度は軽いアタリがありました。
引きの感じからして、どう考えても青物ではありません。
きっとこれはジギングではおなじみのあの外道です。
エイと違って、あっという間に上がってきたのは、予想通りそこそこサイズのエソちゃんでした。
ダイソージグががっぷりと丸飲みされています。
動いているジグによくもまあ上手いこと食いつくもんですね。
エソはいらないので、丁寧に外してリリースしました。
気を取り直して、またダイソージグを落としてからシャクってくると、次はしっかりとしたゴンッと重みのあるアタリがありました。
今度はエイでもエソでもなく、ちゃんとした青物のようです。
ゴンゴンと叩くような動作の後にギューンと引き出されるような引きが少しハマチやメジロとは違うような気がしますが、とにかく良く引いてくれます。
引きを楽しみながら巻いていると、突然プッとラインテンションが抜けました。
えっ!切れた?
と思って巻いてみると、リーダーの先辺りでラインが切れていました。
お安いダイソージグとは言え、前回の釣行に続きまたひとつメタルジグをロストです。
まあそういうこともあるかと自分を納得させつつ、次は今まであまり使ったことのない2軍ルアーのジャックアイ マルノミーを使ってみることにします。
同じく底まで落としてからシャクってくるとまたアタリがあり、今度はちゃんとネットインまで持ち込むことができました。
丸々としたハマチちゃんでした。
このメタルジグはこれまでに何度か使ったことはあったのですが、魚が釣れたのは今回が初めてです。
まあ釣れるときは何のジグでも釣れるということなんでしょうね。
さあ続いて次のやつを連れて来い、とジグを投入します。
するとまたアタリがあって、ちゃんと乗ったのはいいのですが、引き方が先程のゴンゴン、ギューンのやつと同じような感じがします。
「うわー、なんか嫌な感じ。さっきと同じ引き方やわー。また切れるかもしれんわ、これ。」
とDさんに伝えたその直後、案の定、プッとテンションが抜けました。
これでまた2個目のメタルジグロストです。
前回から立て続けに4個のメタルジグを切られていますが、おそらくですがサワラ(サゴシ)がいるのだと思われます。
なので、次は歯切れ対策としてリーダーの先にナイロン80lbを30cmほど結んでやってみることにしました。
このナイロンリーダーは、かなり以前にサワラ対策として買ってはいたのですが、いかんせんラインが太くて結びにくいので、あまり使わずにタックルボックス内で眠っていたものです。
とにかくこれなら少々のことでは大丈夫だろうと思い、次はダイワFKジグの60g(タックルボックス内の二軍鉛ジグはもうこれが最後)を使ってみることにしました。
早速ジグを投入して沈めていきますが、着底するには早いタイミングでラインの出が止まりました。
ん?フォールでアタったか?と思い、アワセを入れてみると、その瞬間にプツッ!
えっ!?なにごと?
と慌ててラインを巻き取ってみると、リーダーの先に付けたナイロン80lbのすぐ上あたりからスッパリと切れています。
これで本日メタルジグ3個目をロストですが、まさか先糸としてつけたナイロンの上で切られるなんて思いもよりませんでした。
ひょっとするとナイロンリーダーの反射に反応してアタってきたのかもしれません。
ともかく、もうこの時点で私は完全に戦意を喪失してしまいました。
タイラバに切り替えるも・・・
青物狙いについてはもう気力も戦意もジグも無くなってしまったので、ここからは場所を移動してタイラバをやることにしました。
さて、ポイントに着いたら早速タイラバスタートですが、潮の流れと風の向きがうまく合わず、思ったように船を流すことができません。
何度も船の位置や向きを変えながらようやく、狙ったポイント上を流せるようになりましたが、先にこのポイントでやっていたK船長の情報によると、今日はかなり渋いとのこと。
実際その通りで、なかなかアタリがありません。
何度か流し直してようやくDさんにアタリがありました。
が、どうもマダイとは引きが違います。
かといってハマチのような走り方でもない様子。
上がってきたのは、なんとシオ(カンパチの幼魚)でした。
これって美味しいやつですよね?
うらやましい・・・。
まだその辺を泳いでいるかもしれないと、ジグに持ち替えてしばらく探ってみましたが、残念ながら反応はありませんでした。
その後、Dさんがマダイを1匹釣り上げたところで納竿の時間となり、私はマダイの釣果無しのまま終了することになりました。
K船長は青物大漁
帰港する途中、青物ポイントで釣りをしているK船長の船に近づき状況を聞いてみると、船内4人ですでに40本以上上げているとのこと。
どうも我々が移動した後に時合が来たようで、入れ食い状態だったらしいです。
戦意喪失してないでもう少し粘ればよかったのでしょうけど、まあ仕方ないですね。
釣りってのはそういうもんです。(^^;;
まとめ
結局のところ今回の釣果は、
私:ハマチ×2
Dさん:メジロ×2、ハマチ×4、シオ×1、マダイ×1
とあまり振るわない釣果でしたが、まあそれなりには楽しめました。
まだしばらく青物シーズンは続きそうですので、次回は好釣果に恵まれることを期待したいと思います。(^^)
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