先日の初めてのオフショアジギングでハマチとサワラをゲットすることができましたが、それに気を良くした私は、再びジギングに行くべく有給休暇を取った上で、義父にお誘いの電話してみました。
が、しかしあいにくその日はボートの先約があるとのこと。
仕方ないのでオフショアジギングはあきらめて、その日は朝マズメを狙ってショアジギングに行くことにしました。
出遅れ
夏が終わり、だんだんと日の出の時刻も遅くなってきており、その日の日の出時刻は6:01です。
その30分ほど前には釣り場についてスタンバっておこうと目覚ましをセットしたものの二度寝してしまい、結局釣り場に着いたのが6時過ぎになってしまいました。
辺りはすっかり明るくなっています。
釣り場に着いてみると、平日だというのに朝から多くのジギンガーさんが竿を振っています。
足場の良い波止はすでに満員状態だったので、やむなくテトラ帯に陣取ることにしました。
ちなみに土日だったらその満員状態の人と人との隙間にさらに別の人が割り込んできます。
そして隣の人との距離が2m以内になることもしばしば。
そんな状態でまともなショアジギができるわけもないのですが、それでも割り込んでくる人が多いのが実情です。
正直なところ、常識で考えて無理な隙間への割り込みはやめて頂きたいです。
今回の波止はそうやって割り込んだら問題になるくらいの間隔で人がいたので、そちらはあきらめてテトラ帯に陣取ることにしました。
テトラの上は足場が悪いので思い切って竿を振れないのが難点ですが、逆に足場が悪いこともあって人が少なく、隣のジギンガーさんとの距離が空いているのがメリットでもあります。
テトラ上でいそいそと支度をし、遅ればせながら私もジグをキャストし始めました。
釣り開始
2019年10月9日(水) 6:30~8:30
最初は45gのメタルジグから投げてみます。
尚、少しでもヒット率を上げるためにリーダーとメタルジグの間には、ジグサビキを入れています。
しばらく前に同じ場所でショアジギングをやったときも、これを使ったのですが、メタルバイブではなくサビキの方にツバスが食いついてくれました。
背びれの辺りにちらっとサビキが写ってますが、謳い文句通り「どうせ投げるなら、これをセット!」しておいて正解でした。
今回もサビキ付きでメタルジグを投げてシャクってくるのを繰り返しますが、なかなかアタリはありません。
回りでやってるジギンガーさん達にもアタリはありませんでしたが、そうこうしているうちに右隣のテトラ上の人の竿が曲がりました。
「おお~、いいなぁ~」と思いながら見てたら、今度は左隣のテトラ上の人にもヒットしたようです。
「ええ~、間にいる私にはヒット無し?」と思いながら、両隣の人のヒットルアーや波止の上の人たちのルアーを見てみると、みんなメタルバイブを投げています。
「自分もメタルバイブに変更してみよっ」ということで、先日買ったばかりの未使用のビッグバッカー107 HW(ギーゴカラー)に変更してみました。
マズメ時にはギーゴカラーがいい、と聞いたことがあるので、一度試してみようと買っておいたものです。
そしてこれを投げること何投目か、ついに私にもゴンッ!ときました。
小刻みに首をふる感じで抵抗しますが引きは軽く、なんとなくこれまで経験したハマチの引き方とは違う気がします。
何の魚がヒットしたのかわかりませんが、とりあえず姿を拝むべく寄せてきます。
そして足元まで来たところで、姿を拝んでやろうとした瞬間、フッとバレてしまいました。
しっかりアワセを入れたつもりだったのですが、フッキングが甘かったのかもしれません。
がっかりしながらまた投げてると、再び両隣の人にヒットがありました。
「ええ~、また自分だけアタリ無し?」と思った瞬間、ゴンッ!ときました。
今度こそは!としっかりアワセを入れてやります。
すると先ほどよりは強い引きで、グイグイ引っ張ってくれます。
「これこれ、これが楽しいんよね~、これはそれなりのサイズかも?」と楽しみながら寄せてきます。
そして足元に姿が見えましたが、あれ?意外にサイズが小さい?(^^;;
テトラでラインが擦れないように魚を誘導し、慎重にタモ入れをして、無事にランディング成功しました。(^^)
サイズは43cmと、小さめですがハマチサイズでした。
サイズの割に引きが強いなと思ったのは、ルアーのフックが口ではなく下あごの方にかかっていたからのようです。
スレ掛かりは口にかかるよりも引きが強く感じられますが、まさにそれだったのかもしれません。
ともかく貴重な1匹をゲットできました。(^^)
それにしても、このメタルバイブ「ビッグバッカー107 HW」は良く釣れるルアーですね。
今のところ、メタルジグよりもこのビッグバッカーの方が打率が上です。
投げて沈めて巻くだけでいいのも楽ですしね。
回りはよく釣れているが
とりあえずエラからナイフを入れて動脈を切り、水汲みバケツに頭から突っ込んで血抜きをしておきます。
そのまま放置しておいて、急いで釣りにもどります。
群の活性が上がっているうちにどんどん投げないといけません。
そしてどんどん投げては巻いてをするのですが、右隣の人や左隣の人には次々とヒットするものの、私のルアーには食いついてくれません。
一度だけコツンとアタリがありましたが、フッキングには至らず。
私が認識しているだけで左隣の人は4匹は釣り上げた様子で、もう満足してしまったのか早々に帰っていきました。
私はなんとかもう1匹釣りたいところですが、ヒットしているのは右隣の人ばかり。
たいして変わらない距離にいるのになぜ・・・。
釣りしてるとそういうことってありますよね。
同じ場所で同じようなことをしていても何かが違うんでしょうね。
メタルバイブとメタルジグをとっかえひっかえしながら、また巻き速度やシャクり方、探るレンジなども変えながら色々試しましたがまったくアタリはなく、そのうち回りの人たちにもアタリがなくなってしまいました。
ちなみに、足場の良い波止と私のいるテトラ帯は2~30mほどしか離れていないにも関わらず、テトラ帯の人たち(私を除くorz)はよく釣れてましたが、波止の方はあまり釣れていないようでした。
その程度の距離の差でも釣果が変わるもんなんですよね、釣りって。
午後の部へ
回りのジギンガーさんも含め、まったくアタリがなくなったので8時半頃に一旦納竿しました。
ここからは別の釣りもしたかったので、場所を移動してサヨリ釣りをします。
移動の途中でアミエビブロックを買って目的の漁港に向かい、そこでサヨリのウキ釣りをしましたが、コマセを撒いても撒いてもサヨリは寄ってこず、別の漁港を2~3回って試すも結果は同じで、釣れるのはママカリかヒイラギのみという非常につまらない結果でした。(釣れたやつは全部リリースしました)
なのでサヨリ釣りは青物シーズンが終わってもう少し寒くなった頃にリベンジしようと思います。
そして午後からは青物が釣れているという別の場所に移動して、再度ショアジギングをやってみることにしました。
が、釣り場に着いてみるとそこは爆風です。
これはPEラインが膨らみまくってやりにくいかも?と思いましたが、せっかく来たのでやってみることに。
メタルジグやらメタルバイブやらをとっかえひっかえ投げてみましたが、残念ながらアタリはありません。
やりはじめてすぐに別のアングラーさんが来られ、その方と少しお話をしましたが、昨日は同じ時間にハマチが釣れたとのこと。
その話を聞いて期待しながら投げましたが、爆風のせいで集中力が持たず、私は早々に納竿することにしました。
尚、その方はFISHMANのベイトロッドでジギングをされていましたが、あんな爆風の中でもバックラッシュさせずにうまく遠くへ投げられるものなんですね。
さすがにFISHMANのロッドやベイトリールのような高級タックルには手が出ませんが、それはそれで面白そうだなと思いました。
いずれその気になれば、ベイトタックルにも手を出してみるかもしれません。
ピチット
さて、釣って帰ったハマチは1匹だけなので、さくっと捌いて半身はお刺身にしました。
相変わらず下手くそな盛り付けですが、お味は最高でしたよ。
ちなみに今回は捌いたサクをオカモトのピチットでしばらく脱水してからお刺身にしてみました。
このピチットですが、ちょっとお値段は張るのですが、分子サイズの小さな水分は通すけど、分子サイズの大きなうまみ成分は通さない特殊なシートによって、臭みのある水分だけを吸い取ってうまみ成分は身の方に残してくれるという優れものです。
今回初めて使ってみましたが、シートにサクを挟んで冷蔵庫で1時間ほど置いておくと、余分な水分が吸収され、身がしっかり締まった感じになりました。
食べてみると、確かに臭みはなく身がもっちりした感じでいつもより美味しくなった気がしました。(プラシーボ?)
もう半身はこのままピチットに挟んだまま熟成させようかと思いましたが、そのままだと際限なく水分を吸い取られて干物になってしまいそうだったので、続きはキッチンペーパーに包んでからラップで包み、冷蔵庫で熟成させることにしました。
この記事を書いている今、もう4日ほど経っているのでそろそろ食べてみようかと思います。(^^)
まとめ
てなわけで今回は1匹しか釣れませんでしたが、とにかく青物の引きを楽しめたので、有給休暇を取ったかいがありました。
だんだんとシーズンも終わりに近づいて行くので、できればそれまでにもう1度くらいは青物を楽しみたいところです。
あとオフショアジギングも、もう1回は行きたいなぁ。
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