先日のバチ抜けシーバス狙いで意外にも良い思いができたので、再びシーバスを狙いに行ってきました。
滑って転倒
前回釣行時の満潮時刻は21時18分でしたが、満潮時刻は日に日にずれてゆき、今回の釣行における満潮時刻は23時46分となっています。
たいてい満潮時刻になる頃には、多くのアングラーによってポイントが埋まっているため、良い場所を取るためにはある程度早めに現地入りする必要があります。
そのため、今回は約1時間前の22時30分頃には現地に着いておくことにしました。
そして予定通りの時刻に現地に着いてみると、ほとんど車は停まっていません。
「よっし、今回も場所は取れそうだぞ。(^^)」
と、はやる気持ちを抑えて、ウェーダーやら防寒着やらを装着していきます。
ロッドとリール、ルアーをセットしたら、早速ポイント入りです。
車を停めた場所からポイントへ向かうには、河川の土手の斜面を登って降りてしなければなりませんが、その斜面には滑りやすそうな草がびっしりと生えています。
段ボールをお尻に敷いて滑る、いわゆる「草滑り」ができそうな斜面です。
そこを登ってからまた同じような斜面を降りるのですが、夜露で草が濡れており、いかにもよく滑りそうです。
これは気を付けないとな、、、と思った瞬間、
ズルッ!ドスン!
フェルトの靴底と夜露に濡れた草の相性が良くなかったのか、思いっきり滑って尻もちをついてしまいました。
左側の尻で着地すると同時に、左腕を突っ張ったように地面に手をついた衝撃で、左肩を少し痛めてしまいました。(この記事を書いている翌々日でもまだ少し肩に違和感があります)
幸い、腕を肩より高く上げなければ特に痛くもなんともないため、竿を振ること自体は問題なさそうです。
それよりもほぼ新品のウェーダーが、尻もちついたせいで、すごく汚れてしまいました。
翌日洗ってみたけど、取れませんでした。ちょっとショック。(T_T)
釣り開始、、、しかし極寒
2019年3月23日(土) 22:30~24:30
晴れ 風ほぼ無し 上げ潮~下げ潮
ともかく、先日と同じポイントに入れましたので、さっそく釣りを開始しました。
満潮の時刻までにはまだあと1時間ほどあります。
意気揚々とルアーを投げて巻いてし始めましたが、3~4投もすると指先がジンジンと冷えてきました。
さらに2~3投もしたら指先が痛くて我慢ができなくなってきます。
前回の釣行の際はそんなに寒くなかったのですが、今回はどえらく寒いです。
吐く息も白く、ひょっとしたらこれは氷点下なのでは?と思うほど寒いです。
念のためポケットに1つ入れてきておいた使い捨てカイロのぬくもりが唯一の救いです。
指先が痛くなるたびに釣りを中断して、カイロで手と指先を温めますが、指先の感覚が復活するまでに5分くらいかかります。
カイロで手を温めながら対岸を見ると、対岸では焚火をしながら釣りをしている人たちがいます。
こっちも焚火とは言わないまでも、ガスストーブくらいは持ってきておくんだったと後悔です。
ともかく、満潮の時刻が来るまでひたすら使い捨てカイロで手を温めながら、頑張って投げ続けました。
満潮時刻になるも?
そしてようやく1時間が過ぎ、満潮時刻が近づいてきました。
いつもならあちこちで竿を振る音が聞こえる時刻ですが、実際には周りにはだれもおらず、自分だけが一人で竿を振っている状態です。
さすがに満潮から潮が下げに入るのが深夜0時を過ぎてからで、かつ寒の戻りの激寒の状態の中、バチ抜けシーバスを狙おうかという人はほとんどいなかったようです。
それでもここまで我慢して待ったんだからと、頑張って釣りを続けます。
そろそろバチは抜けてないかな?と手を温めつつ足元をしばらく照らして待っていると、来た!来ましたよ!
ヒョロヒョロと1匹、ヘッドライトの明りにつられてやってきました。
が、やってきたのはこのバチだけです。
あれ?あんまり抜けてない?
でも抜けてるバチがいることは間違いないので、希望は持てる!
と、自分に言い聞かせてルアーを投げ続けました。
そして待望のアタリが!
バチが抜けている以上、シーバスはいるはず!と信じてルアーを投げ続けます。
そうしている内に対岸の方から「キタ!」「マジで?」との声が聞こえてきました。
少しすると対岸の人のヘッドライトが点灯し、水面でバシャバシャと魚が暴れる水しぶきが見えます。
「なんとか抜けそうやな」みたいな声が聞こえた直後、魚を抜き上げる様子が見てとれました。
どうやらシーバスが釣れたようです。
くー、うらやましすぎる!
こっちもそろそろ来てもおかしくないはず!
と、ひたすらルアーを投げ続けます。
そして、ついにこちらにもググッとようやく嬉しい魚信がやってきました!
(゚∀゚)キタコレ!!
とばかりに、エイヤッとアワセると、、、、、あら?めっちゃ軽い?
ものすごい楽勝でスルスルと魚が寄ってきます。
これは、まさかのアレなのでは、、、と思ったのも束の間、あっという間に寄ってきて抜き上げた魚は予想通りのアレでした。
30cmほどのウグイちゃんでした。
バチ抜けシーバス狙いをしてると、割と高確率で釣れる魚です。
大抵は、アワセを入れると吹っ飛んできますけどね。
「せっかく釣れてくれたけど、キミじゃないんだわ、ごめんね~」
と、お帰り頂きました。
とりあえずボウズは逃れたものの、粘りに粘ってようやく得られたアタリだっただけにガッカリです。
寒すぎるので納竿
ウグイちゃんをリリースしてから、再び釣りに戻りましたが、深夜0時を過ぎて寒さがますます厳しくなってきているようです。
防寒着として着ているイージスオーシャンの上からもしんしんと寒さが伝わってきます。
そして30分ほど経ったころ、改めて足元を照らしてバチの様子を確認してみましたが、待てど暮らせどバチは寄ってきません。
どうやらあっという間にバチ抜けの時合は終わってしまったようです。
これは「もう帰れ」ってことかな?と思ったので、あまりにも寒くて辛すぎたこともあり、やむなく納竿することにしました。
まとめ
ということで、今年2回目のバチ抜けシーバス狙いは、残念ながらウグイちゃん1匹で寒さに耐えきれず、撃沈とあいなりました。
まあ、まだしばらくはバチ抜けシーバスが楽しめそうなので、次の大潮に期待です。
次の大潮は4月4日~6日なので、その辺りでどこか1回は行ってみようかと思います。
使用タックル
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