【バチ抜け】久しぶりに引きを味わいました【シーバス】

アイキャッチルアーフィッシング

今年もそろそろバチ抜けシーバスのシーズンがやってきたようです。
釣具屋さんにもバチ抜けシーバス用のルアーが目立つ位置にずらりと並んでいますよね。
昨年は1回だけ行ってみてダメだったので早々にあきらめてしまいましたが、今年も念のため1回はやってみておこうと思い、大潮のタイミングに合わせて行ってきました。

今年はウェーダーがある

昨年までのバチ抜けシーバス狙いでは、家にあった長靴を履いて、足首までのあたりに入って釣りをしていましたが、今年は先日渓流釣りのために買ったウェーダーがあります。

ウェーダー箱 正面
今回のバチ抜けシーバス釣りではこれを着ることで、いつもよりもう少し前に出て釣りをしてみようかと思います。

というのも、いつも行くポイントでは、岸部には背の高い葦?と思われる草が生い茂っているので、キャスティングの際にルアーが引っかかったり、少し風があるとラインが風で流れて引っかかったりして、無駄な時間を過ごすことが多かったのですが、水に入って少しでも前に出るとそういったトラブルが格段に減るので、かなりやりやすくなるはず。

なので、ウェーダーを履く理由は「より遠くのポイントを狙いたい」ってことではありません。

まあ実際のところは、せっかく買ったんで試してみたいだけってのが本音なんですけどね。(^^;;

釣り開始

2019年3月20日(水) 19:30~23:00

曇り 風やや有り 上げ潮~下げ潮

いつもより早く帰宅できたこともあって、満潮の時刻までにはまだ時間がありますが、少し早めに現場入りすることにしました。

このシーズンは満潮直前になるとシーバスアングラーが殺到するので、早めにポイントに入らないと、あっという間に入る場所がなくなります。
バチ抜けシーバス狙いの場合、かなり川上の方にルアーを投げて流してくることから、必然的にアングラーの間隔も大きめにとることになるため、なおのこと早めのポイント入りが求められます。

満潮の時刻は21時18分となっていますが、現場に着いたのは19時半頃です。
さすがに早すぎたのか、まだだーれも来ていません。(^^;;

2時間近くもありますが、ひょっとすると気の早いシーバスが食ってくれるかもしれないので、早速投げ始めることにしました。

腰が痛くなる

まずはお気に入りのルアー「フィール120」から投げ始めます。

しばらく投げてみますがアタリが無いので、手持ちのマニックなどをカラーチェンジしながらどんどん投げては巻いてしていきます。
それでも一向にアタリはありません。

時々休憩がてらライトで足元をじっと照らしてみますが、まったくバチは泳いでいません。(バチは光に集まってくる性質があります)
やっぱり上げ潮のタイミングではまだバチは抜けてこないようで、シーバスもまだ上がってきていないのかもしれません。

それでもひょっとしたら釣れるかもしれないと思い、ひたすら投げ続けますが、1時間も経つと腰が痛くなってきました。

しばらく座って待とうかとも思いましたが、岸辺は背の高い葦がうっそうと茂っており、少し空いたスペースも葦やら枝やらゴミやらの絨毯みたいになっていて、あんまりそこに座りたい感じではありません。

しかし、すぐ近くに漁師さんが使うような大きなスチロール製の円筒形のブイが流れ着いているものがあり、よく見るとそんなに汚れてはおらず、また座るには悪くない高さです。

とりあえず、ルアーを投げたらそのままそこに腰掛け、座ったままゆるゆるとルアーを巻いてくるという、超横着釣りをしながら満潮を待つことにしました。

待望のアタリ!

そしてようやく21時を過ぎて満潮近くになったころ、足元を照らしてみると5cmくらいの短いバチがヒョロヒョロと2匹ほど泳いでいるのが見えました。

お!これはついにきたか?くるか?

と期待に胸が膨らみます。

とりあえず腰は痛いままなので、相変わらず立って投げては座ってゆるゆる巻きをするというスタイルでやっていましたが、ついに待ちに待ったアタリがきました!

ゆるゆる巻いてるとググンッとアタリがあったので、すかさずアワセをくれてやり、立ち上がってファイト開始です。

ファイト開始したものの、これがめっちゃ引きます。

グイグイ逃げていこうとするので、ちょっと強引に寄せてきた方がいいのかな?と思いながら少しドラグを締めて強めのファイトをしてみます。
すると、徐々に近づいてはきますが、時々ドラグを鳴らしながら突っ込んでいきます。

そうやってなんとかあと7~8mあたりまで寄せてきたところで、ヘッドライトを照らして姿を拝もうとした瞬間フッとテンションが抜けました。

「えっ、マジで、、、」

慌ててルアーを回収してフックを見てみると、案の定フックが1本伸びていました。

フック
左に写っているのが伸ばされたフックです。

応急処置として、他のルアーについていたフックに交換済みですが、少し大きめのやつに付け替えました。

それにしても、以前にもこのフィール120でフックが2つ同時に伸ばされたことがありますが、そんなにフックって伸びるもんなんですかね?

なんにしても逃がした魚は大きかったです、、、、、無念。

気を取り直して

逃がした魚のことを嘆いていても仕方ないので、気を取り直して釣りを再開します。

しばらくはさっきのフィール120を投げましたが、もう少しアピールを強めにしてみようかと、ここで「フィール150」に変更することにしました。

フィール150に変えてしばらく投げ続けると、またググッとアタリがありました。
すかさずアワセを入れると乗ったようです。

が、「あれ?さっきのよりだいぶ小さいかも?」と思うくらいの引きです。

時々は鋭い突っ込みをしますが、それでも全然余裕で寄せてこれます。

「これはあんまり期待できるサイズではないかもな~」と思いながら、寄せてきたところでヘッドライトを点けてみると、「おお?意外に悪くないサイズ?」

岸辺にずり上げつつ、フィッシュグリップで下あごを掴みランディング成功です。

さて気になるサイズはというと?

シーバス01
57cmでした!

取り立ててでかくもないけど、小さくもない、という意味ではやはり悪くないサイズです。
それで、この程度の引きだったということは、最初のバラしたやつはいったい何cmあったんだ?と思うと、また残念さが込み上げてきます。

写真を撮ったらすぐにフックを外し、水中で少し蘇生してやってからリリースしました。

続けてヒット

とりあえず久しぶりのシーバスの引きを味わえたし、腰も痛いので、もうこれで納竿でもいいかな?と思わなくもなかったですが、せっかくの時合がきているようだし、もう少し頑張ってみることにしました。

再び、キャスティングしてはブイに座ってゆるゆる巻きをしてると、またすぐにアタリがありました。

アワセるとちゃんと乗ったようですが、今度のはさらに余裕で寄ってきます。
ランディングしてみると、スレ掛かりでした。

シーバス02
サイズは42cmでした。

立て続けに2本釣れたことから、どうやら本当に時合に入っているようなので、すぐにリリースして釣りに戻ります。

するとまたすぐにアタリです。

が、今度のはちょっと引きの感じが違います。
なんというか、ズーンと重量感はあるけどあんまり面白くない引きです。

ということはアレか?アレだよな?きっと。

と思いながら寄せてきたら、やっぱりこやつでした。

ボラ
臭いのでできるだけ触らないようにフックを外し、丁重にお見送りしました。

それでもそこらでのたうち回ったせいか、ふわっと辺りにニオイが漂っている気がします。
こいつはほんまにかなわんです。

ボラちんで時間を無駄にしているうちに、どんどん潮が引いてきているので、もうそろそろ時合が終わるかもしれません。

少し小さい雨がポツポツし始めているので、「あと1匹釣れたら納竿」と思いながら投げ続けます。

するとまたすぐにアタリがありました。
アワセると、今度のは間違いなくシーバスの引きです。

今日はこれでお終い!と思い、その引きを楽しみながら寄せてきます。
そしてバラすことなく、無事ランディングできました!

シーバス03
サイズは47cm。
楽しませてくれました。(^^)

楽しませてくれたことに感謝しつつリリースして、これで納竿としました。

フックが伸びる原因?

以前もそうでしたが、今回もフックが伸ばされてバラしてしまうということが起きましたが、なんでそんなことが起こるのかについて少し考えてみました。

端的に思うのは、まず自分のファイトの仕方に問題があるんではないかということです。

「デカいのがかかった!」「逃がしたくない!」「早く寄せてこなければ!」ドラグきつめで強引に寄せるフックが伸びるフックアウト

ってのが、今回のバラシに至った流れなんではないかと思います。

ファイト中もロッドの弾力とドラグをちゃんと利用して、フックにできるだけ負担をかけないようにすれば、上記のようなことは起こりにくいんではないかと思いますが、どうなんですかね?

口で言うほど、そううまくはいかないんでしょうかね?

まとめ

ともかく久しぶりのバチ抜けシーバス狙いは、予想外に3本も上げることができたので、なかなか楽しめました。

最初のバラしたやつが上げられていれば、なお良かったんですけどね~。

そうそう、今回使ってみたウェーダーですが、やっぱりあると便利ですね。
ただチェスト丈までは必要なくって、ヒップ丈ぐらいのやつで十分かと。
水にはせいぜい膝くらいまでしか入りませんでしたから。

あとは寒いので尿意を催すことが多いのですが、その場合まず上着を脱いで、ウェーダーの肩ベルトを外して、ウェーダーをずりおろして、やっと用を足す、とかなり面倒な手順を踏んでおしっこしないといけなくなります。

なのでまた機会があれば、ヒップ丈くらいのを買ってもいいかなと。

さて、今年はもう何度かはバチ抜けシーバスに挑戦してみようかな。(^^)

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