皆さま、新年明けましておめでとうございます。
って、1月ももう終わりが見えてきてますね。
更新サボり過ぎて今更感満載ですが、今回は正月休みの釣行記事になります。
では、よろしければどうぞ。(^^;;
プチ遠征
普段は遠くても車で1時間かからない範囲での釣行しかしない私ですが、せっかくの正月休みだし、少し足を伸ばしてみるか?ってことで、今回初めて一人で淡路島にプチ遠征してみることにしました。
淡路島はこれまで何度か連れて行ってもらったことはあるのですが、単独でしかも何の釣果情報も無しに行くのはまったく初めてのことで少々緊張します。
軽く波止ガイドで釣り場の予習をしてから、淡路島に向けて出かけてみました。
淡路島へ移動
家を出たのは午後3時頃。
もう少し早く出るつもりでしたが、午後2時頃まで実家で正月のお祝いをして、姪っ子達と遊んでたので、出発が少し遅れてしまいました。
Googleマップによれば目的地まで約1時間半とのこと。
せっかく淡路島へ行くからにはスーパーに寄って『大江のり』を買わないといけませんので、もたもたしてたら夕マズメの美味しい時間帯を逃してしまいかねません。
何より初めての釣り場は少し明るいうちに水中の様子などを見ておかないと、根がかり頻発!なんてことにもなりかねません。
急いで車をとばし、姫路バイパス、加古川バイパスを通り、第二神明道路道路の伊川谷JCTから神戸淡路鳴門自動車道方面へと進んで行くと、見えてきました明石海峡大橋!
この橋を渡る瞬間って、なんだか心躍りますよね〜。
建設中に発生した阪神淡路大震災をも乗り越え完成した巨大な構造物の上を、美しい明石海峡を眺めながら走るのはなんとも言えないものがあります。
そして目的の釣り場近くにあるイオンに到着したのは予定通りの午後4時半。
もう辺りは暗くなってきています。
目当ての大江のりと、晩御飯として釣り場で食べるためのオニギリなどをパパッと購入し、急いで釣り場へとむかいました。
釣り開始
2019年1月2日(金) 17:00〜22:00
晴れ 微風 上げ潮
まず向かった先は、津名一宮にあるバスターミナル。
足場が良いのでやりやすいかと思ってここを選び1時間ほどやってみましたが、姫路サイズのメバルとガシラしか釣れなかったので、移動することにしました。
移動して釣り再開
移動した先は『淡路ワールドパーク ONOKORO』の裏手にあるテトラ帯です。
いわゆる『オノコロ裏』と呼ばれる場所です。
私は基本的にはテトラにあまり乗りたくないため一時は「昼でもテトラには乗らない」と決めていた時期もありましたが、やはりテトラ帯というのは魚がよく付くため、釣果を求めるなら外すことはできないポイントになります。
なので最近は、ライフジャケットはしっかり着用し、また滑りにくい靴を履いた上で乗ることにしました。
それでも決して無理はせず、時間がかかっても着実に一歩ずつテトラ上を移動するようにしています。
ということで、移動してきたオノコロ裏で釣りを再開します。
釣り座から振り返ると、ライトアップされた観覧車が見えます。
このライトアップのおかげで足元もそれなりに明るくて助かります。
釣りを再開し、仕掛けを投入してしばらくすると、ウキがモゾモゾと動き始めます。
そのままウキを見てるとジワッと沈んだので、アワセてみたら乗りました。
姫路で釣るよりもよく引く感じがしましたが、上げてみたら17cmのメバルでした。
この写真ではわかりにくいですが、全体に赤みの強い色をしたメバルです。
いわゆる『赤メバル』とか『金メバル』とか言われているやつです。
写真は見たことがあったのですが、実物は今回初めてお目にかかりました。
後で少し詳しく述べますが、調べてみた結果、メバルの中でも『アカメバル』という分類のメバルでした。
淡路島まで来て手ぶらで帰るのは嫌なので、とりあえずキープということでエビ箱に投入しました。
続けて仕掛けを投入しますが、なかなかアタリがありません。
30分ほどしてようやくウキに反応があり、上がって来たのはプクプクに膨らんだ可愛いグーフさんでした。
優しく針を外してリリースしてやりました。
釣りをする人は波止の上で干からびたフグをよく見かけると思いますが、フグとて生きるために目の前にあるエサを口にしただけで、悪気があって釣られたわけではありません。
エサを取られてイラッとする気持ちはわからなくもないですが、無益な殺生はせずに海に帰してあげて下さい。
フグをリリースしてすぐに次のアタリがあり、釣れたのは15cmメバルでした。
これも赤っぽい色をしているので、アカメバルでしょう。
普段ならリリースするサイズですが、どうも今回は持ち帰りが少なそうな予感なので、申し訳ないがこれもエビ箱にINさせてもらいました。
そしてまたしばらく動かないウキを眺める時間が続きますが、そうこうしてるうちに時刻は午後9時になったようで、観覧車のライトアップが消えてしまいました。
今まで手元足元を照らしてくれていたのが急に真っ暗になると、寒さが一段と強く感じられるようになってきます。
なかなかアタリが無い中、寒さに耐えつつ粘っているとウキがピュッと沈みました。
すかさずアワセると、メバルではないっぽい引き。
上げてみると案の定ガシラさんでした。
最初にバスターミナルで釣ったのと変わらないサイズですが、もうこうなったらこれもキープです。
久しくメバルもガシラも食べてないので、味わわせて頂こうと思います。
その後写真はありませんが、もう二匹同じくらいのガシラを追加したところで午後10時になり、納竿することにしました。
釣果
また一時間半かけて自宅へ戻り、台所の流し台で釣果を改めて確認しました。
結果はご覧の通りのメバルが2匹とガシラが3匹です。
淡路まで遠征した割にはパッとしない釣果ですが、とりあえず初めての単独淡路プチ遠征は存分に楽しめました。(^^)
メバルの種類
もうすでにご存じの方も多いと思いますが、以前は個体差で体色が異なると思われていたメバルですが、現在は遺伝子的に3種に分類されています。
体が赤っぽい「アカメバル」と、黒っぽい「クロメバル」、薄茶色っぽい「シロメバル」の3種類です。
それぞれ学名も異なっていて、
アカメバル(メバルA型)︰Sebastes inermis Cuvier,1829
クロメバル(メバルB型)︰Sebastes ventricosus Temminck and Schlegel,1843
シロメバル(メバルC型)︰Sebastes cheni Barsukov,1988
だそうです。
それぞれの見分け方は、体色でもある程度判別できますが、より確実なのは胸ビレの筋(軟条)の数を数えれば分かるとのことです。
アカメバルは15本、
クロメバルが16本、
シロメバルが17本、
だそうなので、試しに今回釣ってきたやつの軟条数を数えてみました。
まず17cmの方から。
15本なのでアカメバルですね。
次に15cmの方。
こちらも15本なのでアカメバルですね。
まあアカメバルの場合は、体色がかなり赤っぽいので見た目ですぐにわかりますけどね。
ちなみに姫路で釣れるのはほとんどシロメバルです。
アカとかクロはまだ見たことないです。
いることはいるんでしょうけど、絶対数が少ないのかも。
煮付けにした
今回はすべて煮付けにして頂きました。
煮付けにしたらアカもクロもシロも関係ないですね。
なんにしてもとても美味しく頂きました。(^^)
まとめ
てなわけで、今回は初めての単独淡路島釣行でしたが、出来る事ならもう少し足繁く通ってみたいものです。
ただ交通費がバカにならないので、あまり頻繁には行けません。
参考までに姫路から津名一宮までは、軽自動車でETC使用を前提とすると、
姫路市内
↓姫路バイパス(無料)
↓加古川バイパス(無料)
明石西
↓第二神明道路(110円)
伊川谷JCT
↓阪神高速7号北神戸線(無料)
永井谷JCT
↓第二神明道路北線(210円)
垂水JCT
↓神戸淡路鳴門自動車道(1,260円)
津名一宮IC
で片道1,580円かかります。(普通車だと1,860円)
往復だと3,160円です。(普通車は3,720円)
自宅からオノコロ裏までほぼ100kmなので、燃費が16km/Lとすると往復で約12.5L。
ガソリン単価が140円/Lとすると、往復で1,750円かかる計算になります。
つまり1回の遠征で、4,910円 ≒ 約5,000円使うことになります。
これはさすがに毎週末どころか毎月行くことすらちょっとしんどい感がありますね。
一人ではなく乗りあわせて行けば人数割りになるので、できればそうしたいところです。
ということで、淡路島に釣り行くよ!って方はぜひお声がけを。(^^;;
今回使用したタックル
<ロッド>
<リール>
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