【シーバス狙いで謎の巨大魚】えっマジで?まさかのアレが揖保川に?【タモ入れでバラシ!悔しすぎ!】

アイキャッチルアーフィッシング

2017年3月28日 22:30〜24:00

昨日のバチ抜けシーバス狙いは残念ながら不発に終わってしまったのですが、どうにも諦めがつかず再度チャレンジすることにしました。
平日なのでしんどいですが、なんとか一匹釣りたいので24時までと時間を決めて行ってきました。

そして今回、思いもよらない事態に出くわすことになります。

開始数投で異変が

昨日と同じ釣り場について、早速釣り開始です。
ルアーはフィール120からスタートです。

バチ抜けシーバス釣りのセオリー通り、ルアーを川上に投げては流れに乗せつつゆる〜りと巻いてくるのを繰り返しますが、開始数投目に根掛りが起こりました。

「マズイ、ルアーロストか?お気に入りのルアーなのに」と思いながらそろりと引っ張ってみると、重いけど少し動くようです。

「あ、これはまたゴミ袋か何かに引っ掛けたな?それならなんとか引っ張ってこれるからまあいいか」と竿を立ててグーっと巻きながら引っ張ると、急にゴミ袋が走り出します。

「お?お?え?これは何?ボラにでもスレ掛かったんか?」と思いましたが、ボラにしては引く力が尋常じゃありません。
この引く力のイメージは例えて言うならエイを掛けてしまった時のアレです。
まさにあの引きによく似ています。

やたら重い引きでグーンと引っ張っていきますが、エイと違うのはただ重いだけではなくて時々ドラグを鳴らしてすごい勢いで突っ込んでいく動きがあることです。
その度にリールシートの辺りがギシギシと軋みます。
ハンドルから左手を離して、両手でロッドを支えないと耐えられない感じです。

デカいシーバスか?とも思いましたが、シーバスならエラ洗いがあると思いますが、それもありません。

となるとこれは一体なんだ?
ともかく寄せてきて姿を拝まないことには始まりません。

時折ロッドを強烈に絞り込む引きに耐えつつ、かつその中でも引きを楽しみつつ少しずつ寄せてきます。
そしてようやく近くまで寄ってきたのでヘッドライトを点灯しました。

魚の方を照らして巻いてきてみると何やら茶色い平べったいものがルアーに付いてます。

なんだこれは?

ボラでもなければシーバスでもない。
やっぱりエイか?エイのちっこいやつか?

いや、よく見るとどうも魚がルアーを咥えているようには見えません。
どうやらルアーが魚体にスレがかりしているようで、手前側に三角の尾ビレが見えます。
そしてその向こう側に平たい大きな木の葉のような形。
ルアーはどうやら魚の尾ビレ付近に引っかかっているようで、魚の頭は向こう側を向いてます。

そしてまだ最後の抵抗とばかりに時折魚体をペラペラとくねらせながら力強い突っ込みを見せてくれます。
この泳ぎ方を見てようやく分かりました。

この形にこの泳ぎ方。
これはヒラメだ!

いやしかしまさか?揖保川にヒラメが?
しかもパッと見のサイズは50cmくらいはありそうです。

いやしかしこれはどう見てもヒラメ以外にありえません。
(デカいカレイかもしれませんが、ここはヒラメだと信じることにしますw)

ということは、これは思いもかけない獲物です!
ブログネタ的にも、翌日の晩御飯のおかず的にもすごい収穫です!(笑)

これは絶対に取り逃すわけにはいかず、取り込みは慎重に行わなければなりません。
これがボラかシーバスだったらあんまり深く考えず岸までそのままずり上げますが、ここは万全を期してタモ入れをすることにします。

幸い、ここまでのやりとりでかなり体力を消耗したのか、もう先程までの力強い突っ込みは無くなっており、ほぼ水面付近を漂っているだけになっています。
あとはタモを慎重に差し出して魚を入れてやるだけなのですが、ここで少し問題がありました。
実は私、これまでにタモ入れをまともにやった経験がほとんどないんです。
なのでネットの動画などで見た映像を思い出しつつ、ともかくやってみることにします。

左手でロッドを操作しつつ、右手でタモを展開します。
そして柄を少し伸ばし、タモ枠をヒラメの下側へ差し込み、そのまま掬い上げるようにしてネットイン!

ヨッシャー!

と思った瞬間、最後の抵抗とばかりにひと暴れしたヒラメがそのまま静かに滑るようにタモ枠の上を通り過ぎて泳いでいきます。

えっ⁈えっ⁈なにっ?
はっ?バレたのっ⁈
マジで?

えぇーーーっ⁈

と、そのまさかで、最後の最後にタモ入れに失敗しバレてしまったようです。

アカーーーーン!戻ってきてーーーーー!(泣)

そんな私の心の叫びを無視するように、ヒラメはゆっくりとそして静かに暗い川の深みへと消えていきました。

取り込み失敗の原因

まさかの取り込みに失敗し、そのまましばらく呆然としていましたが、ともかくタモに引っかかったルアーを外すために岸に上がります。

そしてタモに絡むルアーを外そうとするのですが、手と足が震えててなかなかうまくいきません。
フィール120は4つもフックがあるので尚更です。

やっとの思いでルアーを外したところで、少し落ち着いて何がいけなかったのかを考えました。

取り込みの際、ルアーは下の写真のように魚の尾ビレ付近にスレがかりしていました。

ヒラメ
ラインはルアーからロッドティップに向かって斜め上に引っ張られているので、魚の姿勢は必然的に頭を下にした形で前のめりになります。

そこへ写真のような角度で魚の下からタモを差し出しました。当然タモの枠も向こう側へ少し傾斜した形になっています。
そしてそのままの形で掬い上げようとしたものですから、魚がひと暴れした瞬間にフックがタモに絡まります。
その影響でフックアウトし、魚は傾斜したタモ枠の上をするりと向こうへ抜けてしまいました。

ここでうっかりしていたのは、気が動転していたせいもあって無意識にルアーがあるのは常に魚の頭側だと思い込んでいたことです。
つまり無意識に魚がこっちを向いてると思い込んでいました。
もしその通り頭がこちらに向いていたならそのままタモに入ってくれてたかもしれませんが、今回は頭が向こうを向いていたことが失敗の原因だったのかなと思います。

やはりタモ入れに慣れてなかったことが裏目に出た結果となってしまいました。

逃した魚はマジデカい!

ちなみにヒラメのサイズ感はまさに上の写真の通りでした。
タモを差し出した瞬間、「え?これ入るんか?」って思ったくらいですから。

なので少なくとも45cm〜50cmはあったと思います。
ブログタイトルの『巨大魚』は言い過ぎですけどね。(笑)

でもまあ、釣り人のいう『逃した魚のサイズ』なんていくらか脳内補正や誇張が入ってるものですから、話半分に聞いてもらって構わないんですけどね。(悔し泣き)

おまけのボラっち

その後、気を取り直して釣りを再開しますが、そこからの釣りのつまんないことと言ったら。(笑)

先程までのヒラメの引きの余韻と、大物を逃した悔しさとが入り混じり、投げても巻いてても気持ちがどこかへ行っててなかなか目の前の釣りに集中できません。

ですがそうこうしてるうちに、グンッとアタリがありました。
すかさずアワセをくれてやると乗ったようです。

ただ先程のヒラメに比べると余裕のよっちゃんで寄ってきます。
引きの感じからすると「あー、こりゃボラだな」というのが丸わかりです。
しかもそんなに大きくないやつです。

そして上がってきたのはやはりさほど大きくもないボラっちでした。

ボラ
フックを外してリリースし、さてもう少しやるかとルアーを見てみると何かフックがおかしいことに気付きました。

ヒラメをかけたフィール120をそのまま使ってたのですが、フックが4個とも大なり小なり伸ばされています。
特に前から3つ目のやつは写真では分かりにくいですが、伸ばされただけでなく角度的にもかなり曲げられています。

伸ばされたフック
先程のボラ程度の引きではこんなに伸ばされることはないでしょうから、きっとヒラメとのファイトで伸ばされたんでしょう。
ヒラメに逃げられた後、タモからルアーを外す時には気が付きませんでしたが、多分気が動転してたから気が付かなかったんだと思います。
このフックは4個とも新しいのに交換が必要ですね。

その後、ルアーを違うやつに変更して釣りを再開しましたが、あとはもう一回アタリがあったものの、寄せてくる途中でバラしました。
これはシーバスだったかボラだったかはよく分かりません。

ただこれもフックを見るとリアフックが少し伸ばされてました。
フックって掛かりがあまいと伸ばされやすいんですね。

そして日が変わってしまったので、やむなく納竿することにしました。

まとめ

ということで、今回もまたシーバスには出会えず、ヒラメには逃げられ、釣れたのは小さめのボラ1匹だけ、という大変つまらないというか、ものすごく残念な結果に終わりました。

本当にヒラメだったのか?

ところで、逃げられた魚は本当にヒラメだったんでしょうか?

河口域にもヒラメは入ってくることはあるようですし、以前に同じ場所で息子がマゴチを釣ったこともあるのでおそらく間違いは無いと思ってますが、さてどうなんでしょうね。

朝マズメにでもルアー投げに行ってみれば、ひょっとしたらマゴチかヒラメが釣れるかもしれませんね。
またいずれチャレンジしてみたいと思いますが、そんなことを考えている内にだんだんヒラメを本気で狙いたくなってきつつある自分が恐ろしいです。(^^;;

ヒラメってどこでどうやったら釣れるんですか?
姫路からだとどこが最も近くて確率高い場所なんでしょうか?

どなたか詳しい方、是非ともご指南よろしくお願いしますです。


コメント

  1. とおりすがり より:

    はじめまして。 以前、私もその川の最河口でヒラメを釣りました。狙っている方もいますよ。写真を見る限り、その辺りまでは可能性は十分あると思いますよ。最も近い漁港で稚魚放流をしてますから。

    • てぃーく より:

      コメントありがとうございます!
      おお!同じような場所でヒラメ釣られたんですね!そして近くの漁港で稚魚の放流がなされてるとは知らなかったです。これはめっちゃ期待大ですね。
      ちょっと真面目にヒラメ狙いもやってみることにします。
      そんなに簡単には釣れないんでしょうけど、まあメバルもシーバスも簡単には釣れてないので、同じレベルで頑張ってみることにします。(^o^)

  2. より:

    こんにちは、初めまして。時々拝見しています。二週間ほど前に網干港南の西に伸びる堤防先端付近で、昼過ぎにボトムワインドをしていてヒラメ55cmをあげました。非常に浅いですが、時々上がりますよ。ここ一週間ほどは違法操業の底引き網が港内まで入っていて無理かもしれませんが…。

    • てぃーく より:

      コメントありがとうございます。
      あそこで55cmのヒラメですか!めっちゃデカいですね!
      あの辺りでヒラメが上がることがあるとは聞いたことがありますが、本当に釣れるんですね。
      ますます期待が持てそうになってきました!(^o^)
      ただ、違法操業の網はいただけませんね。
      ルアーロストは本当に困りますからね〜。
      また近い内に様子を見ながらルアー投げてみたいと思います。
      貴重な情報ありがとうございました。(^^)

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