翌日は休日ではありますが、会社の慰安旅行があるのでいつも通りに早起きして電車に乗らなければなりません。
なので短時間で行けてそれなりに楽しめる釣りは何か?と考えた結果、釣れても釣れなくてもいいやということで最近話題のタチウオワインドに行ってきました。
釣り場はこの辺りでは有名な、常夜灯と柵のある埠頭です。
使用タックル
ロッド:メジャークラフト クロステージワインド CRK-832MW
リール:ダイワ カルディア2500
ライン:デュエル HARDCORE X8 0.8号
リーダー:シーガー ショックリーダー Premium MAX 16lb
ワイヤーリーダー:ハリミツ 即戦力 ワイヤーリーダー105(いちまるご)
ワインドヘッド:OZ ZZ Head 1/2oz グロー
ワーム:OZ マナティー 90mm MT-08 スーパーグロー
フック:オーナー ワインドフック M
アシストフック:まるふじ 即戦力 アシスト王 M
その他:クーラーボックス、水汲みバケツ、ワニグリップ、フィッシュナイフ、ペンチ
ロッド
この夏、夏タチウオが回ってきた際に初めてタチウオワインドなるものに挑戦しました。
その際は手持ちのエギングロッドを使いましたが、初めてということもあってシャクリにかなり疲れました。
ひょっとしてこれが専用のワインドロッドならもっと楽になるのかな?と思い買ったのがこのロッドです。
リールシートからグリップエンドまでの長さが長いため、グリップエンドを二の腕の裏に当ててシャクることができることもあって、実際シャクリが多少は楽になったように思います。
参考までに手持ちのエギングロッド、クロステージ CRK-862Eと並べて比較してみました。
上がエギングロッド、下がワインドロッドです。
リールシートは同じものが使われてますが、グリップの長さがだいぶ違います。
あとエギングロッドとはティップの硬さが異なるようで、ワインドロッドの方がしなやかな感じです。
ちなみにシャクる時はリールシートの前方を握ってシャクってますが(普通にリールの足を中指と薬指の間に挟んで握るよりもシャクリが楽です)、その握り方をするにはこの前方グリップ部がもう少し長い方がありがたかったです。
でもまあそこは仕方ないですね。
リール
リールとラインはシーバス用に買ったダイワ カルディア2500にPE0.8号を巻いたものをそのまま使ってます。
ショックリーダーはフロロ16lbをFGノットでつなぎ、その先にスナップを付けてます。
仕掛け
タチウオワインドの全くのド定番セットです。
ワインド初心者はやはり教科書通り、まずはド定番セットからスタートするが吉ですよね。
ジグヘッドもワームもグロータイプですが、ダメ押しでケミチューンもしときました。
釣り開始
2016年11月2日(水) 22:00〜23:30
晴れ 風ほぼ無し 満潮
さて現場に着いてみると、色々な地元ブロガーさん方が書かれている通り、柵のある範囲は釣人だらけで入るところが無い状況です。
ここは常夜灯の恩恵があるため比較的釣れやすい環境だと思うのですが、人がいっぱいなのでやむなく南側の石畳の真ん中あたりに入ることにしました。
なお冒頭にも書いた通り翌朝は早起きしないといけないので、1時間半ほどで撤収するつもりで釣り開始です。
タチウオはタナを取るのが大事ということを何かで読んだ気がします。
夜ということもあり、ある程度浮いているだろうと勝手な予想を付け、底は取らずにカウント10くらいからスタートしてみることにしました。
しかし何投か投げてみて、いずれも10カウント沈めてからシャクってみますが、アタリはありません。
そもそも『こっちの石畳の暗いところにタチウオがおるんか?みんな常夜灯の方に寄ってしまってるんと違うか?』なんて考え出すと、いよいよ釣れる気がしなくなってきます。
しかしそこはまあ無理矢理ポジティブに考えて、仮にここにタチウオがいるとしたら、もっともっと浮いてるのかもしれないと、着水後3〜5カウントくらいでシャクってみることにしました。
『でもやっぱり多分こっちにはおらんやろし、あと何回か投げて釣れんかったら帰ろかな、、、』
『今日はやっぱりボーズかな、、、、』
『はよ帰って寝た方がええかな、、、』
などと思いながら、なげやりにシャクってると、突然グッと竿に重みが乗り、ジーーーーッとドラグが鳴ります。
お? え? なに? きた⁈ きたんか? きてる! きてるわ!
今まで気だるい感じだったのが一転して、一気にアドレナリン大放出です。(笑)
せっかく掛かった獲物、バレるなよ!バレるなよ!と祈りつつ巻いてきて上げてみると、まごうことなきタチウオさんでした。
夏タチウオ以来の今シーズン初タチゲットです!
スレ掛かりでトレブルフックとアシストフックの両方がお腹に掛かってましたが、釣れたは釣れたです。
慌てて水汲みバケツに水を汲んできて、ナイフで頭の後ろ辺りの背骨を断ち、バケツに入れて血抜きします。
すぐにバケツの中が真っ赤に染まります。
タチウオって体の割に血の気が多い魚ですね。
とまあそれはともかく、タチウオがこっちの石畳にもいる!ということが分かったので俄然ヤル気が出てきます。
血抜き中のタチウオはとりあえずそのまま放っておいて、すぐにワームをセットし直し、同じ場所に投げて5カウント沈めてからシャクる!をリピートアゲインです。
何度か、投げて5カウント沈めてシャクって、を繰り返したところで、ググッ!
きたっ!
と思った次の瞬間にフッとテンションが抜けました。
巻いても引いてもラインがフワンと弛んだ感じです。
『あちゃー、ライン切られてもたか?また仕掛け作らんとあかんのかー。』と思いながらラインを回収してると何か違和感があります。
あれ?
まだルアーついてる??
ついてるわ!しかも魚もついてるっぽい!
ついてるのはついてるけど、どうもこっちに向かって泳いできてるらしく、すごく巻き抵抗が軽いです。
ラインテンション張らないとバレる!
と慌てて巻いて巻いて巻いて、、、なんとかバラさずランディングできました。
ほっ。
そういえば、会社の人が『タチウオは掛かったらこっちに向かって泳ぐことがあって、バラしてしもたかと思う時があるよ』って言ってたのを思い出しました。
今回のはまさにその通りで、なるほどこれのことなんやなって思いました。
さて、こいつもさっさと血抜きバケツに放り込んで、またすぐ釣りに戻ります。
そしてまたカウント5でシャクってるとグッときましたが、ちょっと余裕が出てきたのか、これは引きを楽しみつつ難なくランディングできました。
と、ここまでの3匹は割と短時間に釣り上げており、なかなか順調な感じです。
このペースで行けば、今日は帰るまでに軽く10本くらいいくんじゃね?
、、、と思ったところで、残念ながらどうやら時合終了だったようです。
それ以降全くアタリがなくなり、そこからしばらくはカウント変えたり、シャクリ方を変えたりしてみましたが、まったくアタらなくなりました。
もう少し粘るかどうか悩みましたがが、翌日の慰安旅行が控えてるのでやむなく納竿することにしました。
3匹釣って、とりあえず家族3人分のおかずはゲットできたのでよしとします。
自宅にて
本日の釣果は指三本あるかないかのタチウオが3匹でした。
他のブロガーさんの記事を見てると、釣れたり釣れなかったり日によってかなりムラがあるようなので、今回はあまり期待せずに行きましたが、ともかく3匹だけでも釣れて良かったです。
タチウオ釣りの経験の浅い自分としては、短時間だけど割と楽しめる釣行でした。
今度はもう少し時間的にも気持ち的にも余裕を持って釣りに行きたいと思います。
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コメント
こんにちは。
短時間でその暗い場所でその釣果、しかもワインドで・・・
しっかり釣果上げて凄いですね。
初心者じゃないでしょ~!?
時間があれば何本上がってたんでしょう?
僕なんかワインド苦手なんで釣れないと直ぐに諦めてエサ釣りにはしってしまいますから・・・ ← だから上達しない・・・
> kojiさん
コメントありがとうございます。
いやいや、まだワインド数回しかしたことないドの付くド素人ですよ。(笑)
釣れたのはホントにラッキーだったと思います。
安定して釣果上げるにはもっとたくさん釣りに行かないとダメですね〜。
ブログタイトルの通りです。(笑)